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可能性の…
2010/03/22(月) 02:45 
 ● 『機動戦士ガンダムUC』(#01)

 非常に完成度が高く、ガンダムシリーズの新作のスタートに相応しい素晴らしい第1話だったと思います。

 個人的には2点ほど苦言を呈したいところがありますが、基本的には素直に面白いと思ったし、その文句にしても、我ながら贅沢なことをいうな、というほどのものです。

 ボクが気になったのは、キャラクターの絵に思ったほど艶(ツヤ)がなかったこと(言ってみれば淡泊)。もう1つは、MSを主とするメカの描写です。

 ガンダムシリーズは、これまで新しい作品が登場するたびに、戦闘描写、機体や武器のギミック、操作系といったビジュアル面のアイデアに斬新なものが現れ、「おおっ」と感心させられたものです。これについては、全編CGで描かれた「IGLOO」シリーズでさえ例外ではなく、必ずなにかしらの“驚き”をもたらしてくれました(中にはトンデモなものもありましたけどね)。

 今回のUCでは、細かいMSの動作や操作の描写に特化して、それはそれであたかも実在のものであるかのようなリアルさを感じさせてくれています。ところが、そのすべては、既存のものをただ単に細かく突き詰めただけのようにボクには思えたのです。その意味では、UCは期待以上のものではなかった、といえます。ダイナミックな3次元戦闘の描写、というなら「逆シャア」の方が優れていました。ファンの方にも問題があるのかもしれませんが、重箱の隅をつついたようなマニアックな細かい部分の描写ばかりでは、少しばかり物足りないかな。こうした堅実さ、地に足のついた描写も、監督である古橋さんの持ち味ではあるのですが。

 MSを手描きで表現してくれたことは、「さすがサンライズ」と素直に賛辞を贈りたい。ですが、ラストのユニコーンの決めカットだけが3Dになってしまったことは、返す返すも残念でした(まあ、あれを手描きで動かせ、というのも酷な話ですが(^_^;)。

 しかしながら、いわゆる“ボーイ・ミーツ・ガール”の基本に則った物語構成、ヒロインの力になりたい、と自らの運命を能動的に選び取った主人公の行動、そしてガンダムという力を与えられた少年の旅立ち、といったカタルシスは存分に味わえます。

 俗な表現で言うなら、「ガンダム、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!」という盛り上がりは、シリーズ屈指かもしれません。

 ファーストガンダムの生みの親である富野監督は、亜流の臭いを最も嫌う人だと思いますが、UCの原作者の福井さんにしても、メカデザインのカトキさんにしても、第二世代のクリエイター(いわゆるフォロワーというか)です。そしてたぶん、参加しているアニメーターの多くがそうでしょう。果たして、その人たちが生み出す作品は、最終的にどのような評価を受けるでしょうか。

 それでも、今作は恐らく本流に限りなく近い“亜流”であり、ボクらファンが求める“ガンダム”に最も近い作品であることは間違いありません。

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TBありがとうございます(^^)。TBいただいた記事はぜんぶ読ませていただいてます~。
TBはほぼ100%お返ししてますが、たまにはじかれることがあるようです。
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■機動戦士ガンダム UC episode 1 「ユニコーンの日」はコチラ
2010/03/22(月) 20:15:46
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