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今週の 『天保異聞 妖奇士』(#08)
2006/11/26(日) 02:00 
 さて、今週から宰蔵のエピソードですね。
 芝居が大好きなのに、長じて舞台に立てなくなったことを悲観して「いっそなくなってしまえば……」と芝居小屋に自ら火を付けてしまったのでしょうか? おそらく「罪人」という宰蔵の名前の意味は、「最初から罪人となる運命」を背負わすつもりで父親が付けたわけではない、というのはわかるんですが、さて。

 往壓といい宰蔵といい、消せない“罪”に苦しんでいるという構図か。……こんな調子でいろいろと考えながら見るのが面白いんです、「妖奇士」。
 主人公・往壓の罪である「親友殺し」も、難しいですよね。いくらその後の15年、潜在意識の中で苦しんでいたといっても(そうした意識があればこそ、彼をしてずっと浮民の中にいさせたのでしょうし)、視聴者的にも許せるという気はしないですよね。アトルが彼を受け入れるようになったことにしても、納得はしきれないというか。

 主人公の設定として、あれはいいのか、という疑問と同時に、でもどう生きてたって過ちを犯す人間て生き物は、一度の罪で決して許されることはないのか、という問いも浮かんでくる。

 人殺しだから絶対に許されない、というのもちょっと乱暴な気もするわけですよ。ま、個人的には程度問題になっちゃいますけど、凶悪犯罪者はさっさと死刑にしちゃってイイと思ってる派ですけど。

 往壓は、雲七殺害が直後に発覚してたら、打ち首だったかもしれません。
 でも、15年たった後で初めてですが、その罪をちゃんと背負った。またそれまでの間にも、善良とまではいかないですけど、普通に善く生きようとしていたでしょう(アトルを助けようとした行為もそうだと言えます)。

 それはその猶予があったからこその、結果だということなんです。

 だから一口に、往壓はダメだ、とか言えないと思うんですね。もちろん逆に、良い、認める、とも言えないわけですけど。「妖奇士」はたぶんそういうのを引きずりながら見るアニメです。きっと。

 ……人生全部で帳尻が合ってればいいじゃん。


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TBありがとうございます(^^)。TBいただいた記事はぜんぶ読ませていただいてます~。
TBはほぼ100%お返ししてますが、たまにはじかれることがあるようです。
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