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映画 『連合艦隊』
2006/05/23(火) 04:43 
 ■ 『連合艦隊』の感想
 ボクにとってのトラウマ映画のひとつです。もう25年も前の映画で、小学生の頃劇場で観ています。
 去年の「男たちの大和」公開時には、やはりどうしてもこの映画の存在に思いを馳せざるを得なかったです。まず先に自分としてはこちらをもう一度観ておかなければ、と思っていた矢先に近所のレンタル屋にDVDが入荷したので、さっそく借りてきました。

 実際に戦争を知る世代が中心になって撮っている、というところに映像的な価値もあるこの作品。太平洋戦争史自体、あまり詳しくはないのですが、あらためて見てみると、山本五十六長官、宇垣中将などをはじめとして、後世の人たちの間で認識されている海軍の軍人さんたちのイメージがよく再現されているという印象をもちました。

 亡くなられている俳優さんたちもいたりするのですが、さすがにキャスティングは豪華ですね。たしかな演技に裏打ちされたドラマは、観ていて本当に安心感があります。なにせ25年前のことですから、古手川祐子も20歳そこそこだし、中井貴一はこれがデビュー作。森重久弥も若いですなぁ(^_^;。


 戦争論を語るつもりはないので、ここでは一番最初に言った、子供の頃に特に印象に残ったシーンを中心にご紹介を。

 一番はやっぱりラストシーンでしょうね。
 浸水した通路に、流された血と黒いオイルが流れ出し、そこかしこに横たわる死体の山。そんな地獄絵図の中で、弾薬庫への誘爆を防ぐため、注水ベントを開こうとする財津一郎。弁が火災で熱くなっててね……握ると「ジュウウゥ」と手のひらが焼けるんですよぉ(´д⊂ヽ

 あの一連の光景は、実際に大和に乗り組んだ人の手記なんかを読むと書かれてるんですが、たぶん本当の艦(フネ)の中もああだったに違いないと思わせる凄絶さなんです。


 学徒動員で空母に乗り込んできた若い戦闘機乗り(空母に着艦する技倆もない)たちが、整備員に「自分たちは還って来れません。せっかく整備してくださった戦闘機を敵にぶつけてしまいますが、許してください」と言いに来るシーン。たしかに憶えていたのに、DVDで観るまで記憶の中に封印されてました。印象に残るシーンですねぇ。ここの長門裕行となべおさみがイイ味出してんだ……(T_T)。

 あとは地味に山本長官の戦死シーンかな……。


 「男たちの大和~」の方は未見なのでなんとも言えませんが、こちらの作品は「連合艦隊」と名がついているとおり、連合艦隊を指揮する立場の上層部の描写に重きが置かれています。もちろん士官、下士官たちや出征する男たちを送り出すその家族、恋人の運命もきちんと描いていますが、あくまでも連合艦隊の終焉を描いた作品。大和の爆沈シーンは映像的にも圧巻ですし、映画はその余韻を引きながら終わります。


 こういう戦争映画を観て、「戦争ってやだね」という感想を持つだけではイカンな、とはいつも思います。戦争を知っている世代の「戦争は悲惨だ」という言葉と、戦争を知らない我々の認識の中のそれは、まったく違う言葉であるとも認識しなければいけないな、と思うのです。


 ところでこの作品に使われた大和の模型(全長13m。1/20スケールですね)ですが、ついこないだまでお台場の船の科学館に展示されていました。ボクは3回くらい現物を見に行ったことがあるんですけど、先日台風の被害に遭って廃棄処分になったそうで……(T_T)。


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TBありがとうございます(^^)。TBいただいた記事はぜんぶ読ませていただいてます~。
TBはほぼ100%お返ししてますが、たまにはじかれることがあるようです。
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日本の文化さん 「『連合艦隊』日本の文化」
連合艦隊連合艦隊(れんごうかんたい)とは、2以上の独立した艦隊で編成された海上作戦部隊(4ヶ国連合艦隊、など)をいうが、一般的には大日本帝国海軍が編成した艦隊種別の一を指す。後者の場合、もともと聯合艦隊と書いた。略称は GF(General Fleet)。.wikilis{font-si
2007/02/22(木) 09:16:06
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