猫ようかん出張所
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映画 『ポーリーヌ』
2006/01/17(火) 23:51 
 ■ 本日の映画 『ポーリーヌ』 ★★☆
 いわゆる知的障害者の老女・ポーリーヌ。彼女を世話していた姉妹のひとりが亡くなってしまったところから物語は始まります。残された上と下の姉妹にはどちらも自分の仕事や生活があって、ポーリーヌを引き取ることに前向きではありません。ふたりともそれなりに彼女に愛情は持っているのですが、現実問題、大変ですからね……。

 こう書くと重い話のようにも思えるのですが、息が詰まるというようなものでもありません。自分のことだったら大変でしょうけど(^_^;、ポーリーヌの行動は幼児のようで、微笑ましくもあるので。

 ふたりとも、ポーリーヌが献身的に世話されないのであれば亡くなった姉妹の財産をもらえないと知って、可能な限り努力するんですけど、やっぱり耐えきれずにポーリーヌを施設に預けることになります。

 姉はいなくなったポーリーヌを想って、いたたまれなくなる……結局は呼び戻して手もとに置くことになるんですけど、ここがこの映画のキモだと思いましたね。
 姉は、失ってみて初めてポーリーヌの存在を大きく感じた、だから施設から彼女を呼び戻した。……と解釈してはいけないと思うんです。ぶっちゃけて言うと、あれは良心の呵責以外の何ものでもない(もちろん愛情もあるでしょうけど、だからこその苦しみなのだし、前述の理由では決してない)。

 自分の心と向き合って、苦しんでるんですね。ラストは一応ハッピーエンドに見えますけど、単純に幸福な終わりというわけではぜんぜんないんです。だから、ふたりを包み込むような、それでいてもの悲しいBGMで締めくくられているんだと思います。
 あなただったらどう? と問いかけられるような、そんな作品でした。


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TBありがとうございます(^^)。TBいただいた記事はぜんぶ読ませていただいてます~。
TBはほぼ100%お返ししてますが、たまにはじかれることがあるようです。
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