猫ようかん出張所
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新番、その前に…
2010/04/25(日) 00:19 

 4月の新番組ラッシュが始まっています。新しい番組についての感想は後でまとめてやるとして、とりあえず最近まで見ていたものについての雑感などを。

 ● 『バカとテストと召喚獣』(#03~13)

 今季の作品群では、個人的にこれが一番の当たりでした。演出のテンポがいいので、バカバカしいとは思いつつもつい、楽しんでしまいます(^^)。ラスト、みんなが明久のことを「バカ」と言う、その言い方がとても優しくて良いですね。脚本的にも優れていると思います。明久はホントに愛すべきバカじゃのう。

 ● 『怪談レストラン』

 放送していることにしばらく気づかなくて、昨年末からようやくチェックし始めました。キャラクターが可愛い学校の怪談モノってイイよね(^^)。

 この作品の特徴は、こんな怪談があった、という紹介をする際に登場人物をメインキャラクターに置き換えて表現するところです。これにより、普段見られないメインキャラたちの、一種のコスプレ的な姿が見れるのがイイ。性格もエピソード内のキャラになり切るので、特にレイコなど、今回はどんな役回りになるのかな……? といった楽しみ方ができるのです。

 メガネっ娘のアンコももちろん可愛いですが、レイコは最近ようやく性格が掴めてきて、一見ツンデレっぽいんだけど割と“構ってちゃん”で話に横から首を突っ込んでくるところがナイスです。見てない最初の8回分が、ちょうどまとまってDVD第1巻になるらしいので、注文しました(Amazonで3000円しないって、すげぇリーズナブルだ)。

 ● 『ハートキャッチプリキュア!』(#01~)

 絵柄は当たり前なのですが「どれみ」を彷彿とさせる可愛い感じです(つーか、キャシャーンか…)。作品のコンセプトはそれよりももっと前の、「セーラームーン」あたりを思わせる雰囲気になりましたね。ある種の原点回帰のようなものでしょうか。

 主人公2人は、1人は引っ込み思案、1人は元気はいいけど人の心の機微に疎いというか、悪く言うと空気読めないカンジ(^_^;? ……と思ってたのですが、最近はもう慣れました。えりかはあのKYな性格が逆に魅力に見えることもあるので、ぜひこのまま突き抜けていただきたい。悩むヤツよりはお調子者の方が好きなの。

 ちなみに「プリキュア」シリーズは初代からずっと追いかけてますが、数話で視聴を打ち切ったのは前作の「フレッシュプリキュア!」だけ。

 生徒会長の正体は実は……のエピソードは非常に面白かった(^^)。この会長とか、3人目のプリキュアになればいいのに。お姉ちゃんのエピソードもなかなか。だんだんテンション上がって来た。心の種が生まれそうデス……ッ♪

 それはそうと、いつも録画したものを見る際、OPやら変身バンクやらはスキップすることが多いのですが、たまに映画公開直前バージョンになってることがあるので油断できませんね。歴代が3Dになって踊ってたのはヨカッタ('∇'*)! 主題歌はやっぱちゃんとした女性歌手の人が歌う方が安定して心地よいですね。今作の歌はOPもEDも大好きで、思わずDVD付きシングルを買ってしまいました。。

 ● 『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』(#01~09)

 あんまり真面目に視聴してなかったせいか、ストーリーに今ひとつついていけなかったのですが、どうも原作の方が馴染みやすい、という話を聞いたのでコミック版を読んでみました。……たしかに、原作だとすんなり入り込めて、理解しやすいかも(^_^;。とか思ってたら、いつの間にか放送が終わってました。

 ● 『とある科学の超電磁砲』(#13~24)

 序盤の頃の感想で、キャラクターたち(特に美琴と黒子)について「中学生らしからぬ」言動に違和感があると書きました。その後、主に中盤以降では、彼女らの友人であるところの初春やら佐天さんが、いかにも“中学生らしい”振る舞いを見せてくれました。その結果は……。これはこれでウザいわ(笑)。

 とはいえ、佐天さんについては、能力者に対しての“無能力者”の悲哀を内包する分、等身大の女の子を感じさせる、というか親近感を抱きます。その意味では、今作の中では一番好きなキャラとなりました。

 中盤以降の微妙なエピソードの積み重ねで、視聴を打ち切ろうかと迷ったのですが、一応最後まで観ました。二度見返すことはないでしょうけども……。今作は、前後期とも主題歌が素晴らしかった。ED、それにそれぞれのカップリングの曲もなかなかです(^^)。皆さん初期主題歌の神っぷりに影響されて、後期の曲をけなす傾向があるようなのですが、ボクはこの「超電磁砲」も「禁書目録」も、さらにいえば「テガミバチ」でも、実は後期OPの方が好きだったりします。「超電磁砲」は、前期OPのイケイケイメージに対し、後期ではメロディにちょっぴり切ない成分が入っているのが好みかな。

 ● 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』(#03~12)

 1~2話の感想を書いた時に抱いていた予感が当たった、などというのすら生ぬるいというか、想像以上にアレな作品でした。オチがどうのというよりそもそも前提が……。

 ファンタジーの世界観とは、語り手の独善的な主張を正当化するために、ご都合的に構築されるようなものであってはなりません。その意味では、この作品は説得力のある世界観を持ち得なかった、という点で良作とはいえません。軍隊というものを根本的に曲解してる、あるいは恣意的にねじ曲げているとしか思えない……。拷問や戦争はイヤなので、命令には従いません(キリッ。

 軍隊という組織の中で、女の子たちが萌え萌えした日常を送る、という作品のコンセプト自体はおおいに結構だと思いますが、戦争が身近で、実際に直近まで戦争をやっていた国であるにしては、現代の日本に近いのどかな思考を持った登場人物が多いのも気になります。反戦メッセージや、戦争へのアンチテーゼを展開したいのだろうな、とは解るのですが、その根底にある世界観がお粗末であるがゆえに、そのすべての説得力を喪っています。悪い意味で、現代の日本から生まれるべくして生まれた作品といえるでしょうね。

 逆に言えば、そうした「当然あるべき軍隊の姿」を考えることなく視聴できるエピソードも、今作では何話もありました。そういったエピソードの場合は、ボクでも好意的な感想を述べることが可能です。だからこの作品のすべてがダメだったわけではありません(でなければ、最後まで観てない)。

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ヘルメット カスタムペイント(10)
2010/04/24(土) 00:00 
ヘルメット オリジナル塗装

 うはwwwww ウレタンクリアー、テラスゴスwwwwwwwww

 ……などと興奮して慣れないネット用語を使ってしまうくらいに、ウレタンクリアーの威力がスゴすぎます! このツヤの素晴らしさは想像以上でした。結果から言うと、大成功(´∀`)。さて、元F1ドライバー、アレキサンダー・ブルツのレプリカヘルメット製作日記、一応の最終回です(……次回、完成写真紹介やるかも)。

 ウレタンクリアーは、近所のDIYショップでソフト99の缶を購入。1本2,500円とかします。缶の上下に蓋が付いていて、下の方の蓋を外すと缶の底からピンが伸びているのが見えるのですが、これを使う前に押し込むと内部で2種類の液が混ざって、固まるための化学反応が始まるという仕組みです。

 ピンを押し込んでからの使用期限は12時間以内。それを過ぎると固まってしまうので、中の液は使い切らないといけません(中で固まっちゃった状態で、缶ゴミとして捨てられるのかどうか判らなかったので、ボクは使い切りました)。ニオイが凄まじい、と聞いていたのですが、屋外でやったせいかほとんど気になりませんでした。っていうか、ツールクリーナーの刺激臭に比べたらぜんぜんだ。

 ヘルメット1個を仕上げるには、このウレタンクリアー缶はちょっと量が多いです。優に2つ分くらいは仕上げられるでしょう。吹く量は、いろいろと調べたのですが、やはり表面で液が垂れてくるかこないかのギリギリあたりが一番美しくなるようです。ウレタンクリアーの場合は、前述のように使い切らないといけないこと、それからラッカー系のように乾いてから次を……というのとは逆に、15分以内に塗り重ねないといけないという制約があることから、この吹きつけ量の加減が非常に難しいものとなります。

 従って、今回は十分な量を吹き付けてはいますが、やや足りないかな、程度に止めました。それでも、2箇所ほど垂れたところがありましたから、実際ちょうど良かったのかもしれません。その代わり、余った分は後学のために実験に使いました。

ヘルメット オリジナル塗装

 実験に使った旧ヘルメットです。これも、あり得ないくらいにテッカテカに。もちろん吹きつけ過ぎて、あちこち垂れています。

 この古いヘルメットがあったおかげで、ウレタンクリアーをどう吹いたらどのようになるのか、硬化時間はどのくらいか、といったことが確かめられました。本チャンのだけだったら、恐くてたぶん3日くらいは触れなかったと思います。

 まず、やってはいけないこと、とされている、時間をおいての吹き重ねです。これは、1回目を吹き付けてから約1時間半後に思い切り吹き付けてみたところ、問題なさそうでした。ちなみにこの日の気温は約22度くらい。風はほとんどなしという良コンディション。ただし、前回の実験で頭頂部にテキトーに貼った白い「MILD SEVEN」ロゴは、空気が入った部分がぴったりと表面に圧着されると同時にヒビ割れました。やはりデカールは綺麗に密着させることが大事のようです。

 ご存じのように今年の春は天候不順が多くて、塗装に適した晴れの日になるまでにかなりかかりました。最後に塗装を行ってから約2週間は経っていますので、ラッカー塗料の溶剤は恐らく完全に抜けているでしょう(その2週間の間に、フチ取りの作業とデカール貼りをやりました。ちなみにブログの記事公開日と作業日はまったく一致していませんので)。デカールを貼ってからも約1週間は乾燥させています。それが良かったのか、今回ウレタンクリアーを吹いても、塗装面もデカールもまったく影響なしに美しく仕上がりました。

 ウレタンクリアーは、一定の温度以上であれば30時間くらいで完全硬化するそうですが、ボクの実験では数時間もすれば表面に指紋は付かなくなり、12時間でほぼオッケーじゃね? というくらいには固まります。本チャンの方は念のため、24時間ほど放置しました。

 シートを貼って仕上げている黒のフチ取り部分は、なにもしなければ触るのも不安なくらいでしたが、クリア仕上げを終えた今はまったく問題なし。市販のヘルメットと同じくらいに雑に扱っても大丈夫そうです。もちろん、デカールもびくともしません。よほど思い切り爪を立てて引っ掻かない限りは、両方とも剥がれることはないでしょう。コンパウンド付けた布でガシガシ磨いてもへいちゃらというこの頑丈さ。やっぱウレタンクリアーにして正解でした。これなら完璧に実用に耐えます。

 【左上】……額の「MILD SEVEN」部分UP。近づくと、デカールの境目が見えます。

 【右上】……額両脇のインテーク。上部の黒いボタンには、クリア塗装時に一応マスキングをしたのですが、別ヘルメットでの実験では可動部にまったく支障は出ませんでしたので、必要なかったかも。

 【左下】……後頭部下端のPSマークは初めの緑色塗装時から基本塗装終了までずっとマスキングしたままでした。サイド下端部のアウトレット周りも、まずまずの出来かと。

 【右下】……後頭部のAWマーク。アレキサンダー・ブルツの頭文字ですね。ちょうどこのヘルメットの製作作業をしていた時に、アニメの「Angel Beats!」が始まって、OP見て「ん!?」と反応してしまいました(笑)。ラインの下の文字は商標登録に関するものですが、これも本物が手もとにあるからこそ写し取れたもの(ここまで真似せんでも……)。

ヘルメット オリジナル塗装

 これが一応完成写真です。ううっ、なぜ今回完全な最終回にならなかったかというと、乾燥を待っている間に天候不順になって、綺麗な写真が撮れなくなったから。屋外で撮った方が綺麗に写ることは上の写真で分かってたし、RS125と一緒に撮りたかったので……。

 今回の作業の反省点はいくつもありますが、

 ・塗装前に全体をペーパーがけする(塗装の食いつきをよくするため)。
 ・サーフェイサーを吹く(同上)。
 ・塗装はなるべくエアブラシを使う(塗膜を薄くするため)。

 ……という工程くらいはちゃんとしようと思いました(^_^;。これをせずに、よくもまあ無事に完成したもんだと、我ながら呆れます。

 あとは、ラッカー塗装がどのくらいで経年変化するか、です。恐らく、炎天下でバイクに乗るなどということを繰り返していたら、退色していくはずなので。それをある程度防ぐために、紫外線防止ができるワックスがけのようなものはした方がいいかもしれません。なにせ、使ってる塗料が模型用だからなぁ。ひょっとすると3年後には、見れたもんじゃなくなってるかもしれないし。

 というわけで、長らくお付き合いくださいましてありがとうございました。完全自己満足なレポート記事でしたが、ちょっとでも楽しんでいただけたなら幸いです。そして万が一、自分もやってみたいけど、勇気がないなぁ、と思っている人がいたら……アナタ、案ずるより産むが易しですよ(・∀・)! 失敗しても責任は取らないけど(笑)。大丈夫、テキトーでもなんとかなることはボクが証明したから!

 さーて、3年後は誰のヘルメットを作るかな~。

ヘルメット カスタムペイント(9)
2010/04/22(木) 00:00 
ヘルメット オリジナル塗装

 ヘルメットカスタムペイントの連載第9回目は、いよいよ作業も大詰め、デカール貼り作業になります。

 前回のフチ取り作業の後半は省略。でも、上のように段差にまたがる部分を処理するのは思いのほか大変で、延べで4日くらいかかりました。黒のシートは約1枚半消費。銀色は青色のパターンのフチすべてに貼っていますが、登頂のギザギザパターンは、段差をまたいでいない部分の方が少ないくらいだったので、ホントに気が遠くなりました。

 デカール貼りの前に、1箇所パターンの修正を行います。左頬の黄色帯の部分をミスっていて白い部分が残っていました。これを、黒フチを延長することでそれっぽくごまかします。指摘されないと気づかない部分かもしれませんが、やっぱり処理するのとしないのでは大違いですね。

ヘルメット オリジナル塗装

 さて、ではデカール貼り作業です。デカールは、WAVEの透明デカールにカラーコピーで印刷したものを貼ります(デカール自体の製作工程は第5回を参照してください)。これは一見素晴らしくお手軽で良い方法のように見えますが、いくつか注意点があります。

 1つは、このように広い面積を貼る場合、圧着に手間がかかるのですが、その途中で印字面が剥げてくることです。どうもトナーの定着面が水で濡れる、もしくはマークソフターの効果で脆くなるらしいです。小さな面積のスケールモデルなら問題ないレベルだと思います(剥げ始めたら小さいのは逆に致命的でしょうけど)。

 もう1つは、別の古いヘルメットで実験した結果ですが、いきなりスーパークリア(ラッカー系)を垂れるほど厚吹きすると、溶けることです。デカール経験者なら、貼った上からクリアを吹くことの恐さをご存じでしょうから、いつも通り慎重に仕上げをすることをオススメします。

 アライのPROFILEには、後方下部分にメット内通気のためのアウトレットがあります。「OMB」のマークはこのパーツの境をまたぐので、位置合わせをして印を付け、あらかじめ切断してから貼ります。

 よくハウツー本などでは、デカールの余白はなるべく残さないように切る、と書いてありますが、このように大きなものの場合は、変に形を複雑にすると貼る時に歪んだり、切れたりしやすくなります。初心者であれば大きく切り出した方が無難です。

 同様に、「Agip」のマークも2つに分けて貼ります。額の「KOREAN AIR」は、文字の切れ目に合わせて3つに分割してから貼りました。

ヘルメット オリジナル塗装

 上の写真が、唯一特殊なプリンタを使用せざるを得なかった「MILD SEVEN」デカール。単純に白抜き文字だけであれば、文字を切り抜いてマスキングし、塗装という手もなくはなかったのですが、黒フチが必要なのでどうしてもデカールに頼らざるを得ないわけです。

 予備をいくつか出力してもらったので、ちょっとした実験。古いメットにテキトーにデカールを貼ります(左写真)。特に圧着もせず、あえて空気がポコポコと入った状態で半日乾燥させます。そしてここに、スーパークリアを一気にテッカテカになるくらいに吹き付け! デカールにクリアを吹く時にやってはいけない、とされることをワザと試してみました。

 ……が、特に問題なし。空気が入った凸凹状態のまま、綺麗に固まりました。印字面はさすがに熱転写式リボン、丈夫です。デカール自体も溶け出すことはありませんでした。

 額の部分にデカールを貼ったところ(右写真)。これですべてのデカールを無事貼り終えました。あ、いや、実はもう1つ、肝心の「Arai」のマークをどうにかしないと。オリジナルのブルツのヘルメットは、両頬の下端部分に「BIEFFE(ビエッフェ)」のロゴが入っているのですが、そこまで再現するとさすがにアライさんに申し訳がないので(笑)、バイク用品店でAraiのステッカーを見繕ってくることにします。

ヘルメット オリジナル塗装

 いよいよあとは、仕上げのためのクリアコートです。これに失敗したら、本当にこれまでの地道な作業が水の泡です。

 ラッカー系のスーパークリアを時間をおいて吹き重ね、デカール類を完全に固定してから、最後にウレタンコートを吹こうかと考えています。可動部やバイザー開閉部の隙間をどう処理しようか、など悩みどころはまだまだ多いのですが、だんだんと気候も暖かくなってきましたので決行するにはもってこいのタイミングとなりました。

 無事に完成したブツをお見せできれば……と思います。さあ、どうなるか? 次回で完結です。

ヘルメット カスタムペイント(8)
2010/04/20(火) 00:00 
ヘルメット オリジナル塗装

 1日ぶりのご無沙汰です。ヘルメットカスタムのレポート、いよいよ仕上げの工程に入ります。

 今回は写真の「ハセガワ トライツール TF-4 つや消し黒フィニッシュ」という曲面追従艶消しシートを使います。去年発売されたこのシートは、水転写式のデカールと違って裏に糊のついたシールで、プラモデルのディテールアップに使うものです。これを、各カラーパターンの縁取りに使おうというのです。

ヘルメット オリジナル塗装

 さらりと作業を続けているように見えるかもしれませんが、前回と今回の間に、傷つけちゃった部分とかはみ出した部分について修正をしています。これが意外と大変でした。サイドの黄色部分は特に、隣の赤のためのマスキングに隙間ができていて、吹き込んでしまって頭を抱えました。

 上の写真です。赤を落とそうとして削ってしまったので、これをさらにペーパーである程度落としてしまってから再度マスキングをして、黄色を吹き直しています。こういうのが3箇所ほどありました。

 その後、天候が晴れたところを見計らって全体に一度スーパークリアを吹いて表面を整えました。クリアはラッカー系なので、塗装が溶け出すのが恐かったですが、2~3日ほど乾燥に時間をおいた後だったのと、慎重に薄く塗り重ねたおかげか、無事に完了。そして乾燥を待って、コンパウンドで軽く全体を磨きました。

ヘルメット オリジナル塗装

 さて、では縁取り作業を進めていきましょう。まずはシートを3mm幅で切っていきます。定規を真っ直ぐ当てて、幅は目分量です。

 シートの短い辺の長さが、そのままこの小片の長さになります。メットのカラーパターンの中には、この長さで間に合わない箇所も数ヶ所ありますが、それはもう1枚予備のシートを買ってあるのでそちらから切り出します。ちなみにこのシートは90×200mmなので、3mm幅で切り出すと延べで5m50cmほどのラインになります。それでも、ボクの勘では足りなくなるんじゃないかな?

 縦と横のラインが交わように貼り、はみ出した部分をデザインナイフを使い、定規またはフリーハンドで切って取り除きます。これを繰り返してすべての部分に縁取りを付けていくわけです。

 これで完成。作業自体は難しいものではありませんが、とにかく根気のいる作業です。エアロパーツにまたがっている部分や、メットの凹面に沿わせなければならない部分など、神経を使います。ハセガワのこのシートは、3mm幅に切っても意外と粘着力が強いので便利です(一般的な強度の塗膜を剥がすほどではありませんが)。

 圧着は、ツマヨウジだとよじれやすく、傷がつきやすいほどデリケートなので、綿棒を使います。デリケートとはいっても、水転写デカールほどではないので作業自体は楽です。まあ、余分を切り取る際にとにかく真っ直ぐ切る必要があるので、想像以上に疲れますけど。デザインナイフの刃先は常に切れ味のいい状態に保っておきます。

 余談ですが、このハセガワの曲面追従艶消しシートは製品として非常に優れていて、本当に極薄です。プラモであれば、貼った部分の下にあるスジ彫りなど、圧着すれば完全に出てくるでしょう(黒は若干厚みと柔らかさを感じますが)。従って、今回ボクがやったようにスプレーで乱暴に塗装した後で、その境目に貼るというのは本来無謀です。塗膜によって下地との間に0.1mmにも満たない段差ができますが、それがシートを貼った上にも現れるんです(黒だから目立ってないだけで)。

 その意味では、唯一エアブラシ塗装を行った額のマイセンロゴのための青ツートンだけが、段差が出なさそうな仕上がり。より美しく仕上げるのであれば、すべての塗装をエアブラシで行うべきかもしれません。あと、当然シート同士が重なる箇所が出てくるのですが、ここをどう切り取り処理するかも問題。ボクはかなりいい加減なので、近寄って見られたら「思ったより汚いね」と言われるの承知で、テキトーに切ってます。しかし実際、定規で引いたようなくっきりした線をマスキング+塗装で表現するのは、ボクの腕では不可能ですから、このシート以外の選択肢は考えられません。塗装にしたら、マスキングだけで1週間とかかかりかねんし、絶対失敗する自信あるね(^_^;!

ヘルメット オリジナル塗装

 片側の青、黄色、赤に一通り縁取りをつけ終えたところ。この部分だけで2時間はかかっているのではないでしょうか。この後下端の緑にも同じように黒縁をつけなければならないので、下手をすると1日がかりです。疲れたので、この日はここまでにすることにしました。

 3mm幅を保って切ってたつもりだけど、全体的に3.5mmくらいになってる気がする……(1/72スケールの航空機モデルとかだったら、えらい誤差ですが)。判別できる人はいないと思うけど。逆に言えば、それくらいテキトーに切り出しても誰もわかんない。気楽にいきませう。

 作業が完了した左側面(左写真)と、貼る前の右側面(右写真)の比較。もちろんスポンサーロゴはコピー用紙を切り出して仮留めしたものです。

 黒縁がつくと、全体に引き締まった感じになり、手作り感が消えてかなりプロダクツっぽく見えるようになりました。我ながらイイ感じです('∇'*)。

 オリジナルのブルツのメットもそうなのですが、青色の縁だけは銀色のラインになっています。そこで、今回は同じくハセガワの曲面追従艶消しシートのうち、「TF-2 ジュラルミンフィニッシュ」を使用しました。これは、絶妙にツヤが消された銀色で、航空機などのモデルに使うと効果を発揮します。

 シートの説明書きにもありましたが、実はこのシートって上からトップコートすることを想定されていないのですよね。上の写真のように、試しに貼った後でスーパークリアを吹いてみたら、見事にテッカテカの銀色になっちゃいました(笑)。……まあ、これはこれでいっか。

 実際、銀のシートは極薄で、シート同士の重なった部分や、下の塗装の境目の段差などがバッチリ出てしまっています。ただ、テッカテカになると逆に光が乱反射して、1mも離れると判らん。めんどくさいからOKってことにする!(^_^;

 今回の工程の紹介はこれで終わりです。次回はフチ入れ作業を終えたところをお目にかけられるかと思います。そして同時に、いよいよスポンサーロゴの貼り込みにかかります。ではまた!

ヘルメット カスタムペイント(7)
2010/04/18(日) 00:00 
ヘルメット オリジナル塗装

 みなさんこんばんは。オリジナル塗装ヘルメットを作ろう企画、7回目の今日は、基本塗装編のラストです。

 ほっぺたの部分の青ライン2本を、赤で行ったのと同じように片側ずつ塗装します。半分に切ったポリ袋を当てて、半面をマスキングするだけで塗れる小面積なので、2段階に分けた方が結果的に楽です。延べ時間はかかりますけどね。ここはバイザーの差し込み口がパッカリと大きな隙間を空けていますので、しつこいほどテープで塞ぎました。

 ここでは青の塗料が思いのほか減っていて、「足りるかな~」などと余計な心配をしていたおかげで、うっかり下地の黒を吹く前に塗ってしまいました。そのため、頭頂部の同じカラーを使った部分と異なり、明るめの仕上がりになりました。ま、こういうバラツキもたくさん色数使ってるように見えるし、結果オーライということで。

 ボクが所持している1998年版ブルツのレプリカヘルメットだと、青は黒に近い濃い目のカラーなのですが、近年のブルツのヘルメットはかなりハイカラな感じなので、特に違和感は感じません(少なくともボクは)。この青の塗装でも2日ばかりかかりましたが、今回は次の工程も一緒に紹介してしまいましょう。

ヘルメット オリジナル塗装

 額の部分の余白は、スポンサーロゴの中でも正面にあるため最も目立つ、タバコ広告「MILD SEVEN」です。ちなみにボクは10年ほど前にちょっとだけタバコをたしなんだことがありますが、マイルドセブンは口に合わず、もっぱらGAULOISES(ゴロワーズ)の両切りを吸っていました。この両切りのCAPORAL(カポラル)は、ほどなくしてモデルチェンジしてしまい、現在ゴロワーズの両切りといえば「BRUNES」になってしまいましたが、これは味が全然違っていて、CAPORALを吸っていた身としてはマズくて閉口しました。以来、タバコは吸っていません。CAPORALは独特の風味がしますが、やみつきになる味だったなぁ。当時、フランスタバコであるGAULOISESは、F1 プロストGPのスポンサーでもありました。

 閑話休題。マイルドセブンのロゴを貼るベース部分は、水色と紺色の組み合わせですが、これはさすがにスプレーでは再現するのが難しいので、調合してエアブラシ塗装します。エアブラシの場合は、噴霧範囲がかなり狭くできるので、マスキングもかなりテキトーです。

 写真は、2色目の濃い色を吹き終え、乾燥を待ってマスキングを剥がしかけているところ。上辺と下辺は曲率の異なる曲線となります。エアブラシだと塗膜が薄くできるので、その分乾燥が早く、小一時間で作業完了です。

ヘルメット オリジナル塗装

 ムラもなく、綺麗に仕上がりました。今から考えると、仕上がりのことを考えたら全塗装をエアブラシでやるべきだったかも。でも、スプレーの方が楽なんですよね。機材の準備や片づけの手間がいらないから……。噴霧パワーが強く、ムラがあるので余分な神経使うことも多いですけど。

 カラーコピー機で出力したデカール用データを、仮で貼ってみるとこんなカンジ(左写真)。だいぶ完成型が見えてきました。これで基本的な塗装は終了です。ここまでで全行程の2/3といったところでしょうか。この後、失敗した箇所のリカバーを行い、一度クリアを吹いて塗装でできた表面の凹凸をならした後、各カラーの縁取り処理。そしてデカール貼りを行ってから、クリアコートでの最終仕上げに入ります。

 マイルドセブンロゴは、当時のヘルメットに使われていたものと書体が違いますが、ここは敢えて本物のタバコで使われているイメージに近いフォントを選択しました。もう気持ち小さい方がいいかな。95%とかそのくらい。白文字に黒の縁取りですから、マスキングでは再現しにくいロゴです。これだけはアルプスのプリンタで出力してもらうことにしました。

 次回はフチ取り作業の作業の紹介です。一気に完成型に近づきますよ~。では、今夜はこのへんで。

ヘルメット カスタムペイント(6)
2010/04/16(金) 00:00 
ヘルメット オリジナル塗装

 みなさんこんばんは。オリジナル塗装ヘルメットを作ろう企画、6回目の今日は、赤の塗装第2回目です。

 写真はマスキング途中のもの。一本一本のラインは、平行なようでいて、頭頂部の上に延伸したある1点に集約するような形になっています。どの角度から見ても自然になるように、ミリ単位のオーダーで角度を修正しながら位置決めをしていきます。

 耳当ての部分のカバー周辺は、隙間が意外と広いので、塗料が隙間から吹き込まないように厳重にシールします。一部にはマスキングゾルも使用しています。そして塗装を実行。塗ったらお仕事、それを終えたら次の作業にかかる、というように乾燥に要する時間を無駄にしないようにすることも必要ですね。

 乾燥を終えてマスキングを剥がしたところです(左写真)。黄色ラインの隣にある赤の下端を、設けるべき隙間をうっかり忘れて真っ直ぐ下ろしてしまいました(緑との間)。これは後でリカバーしないと。

 ちなみに作業のための“足”として、ヘルメットの中にティッシュの空き箱を突っ込んでいます。これはそのまま人間の首に支えられた時の角度になるので、バランスをみるためにも必要です。それだけでなく、持ち運びする時には、バイザーの開口部から手を突っ込んで、右写真のように箱をガッシリと掴むと便利(笑)。

ヘルメット オリジナル塗装

 頭頂部の青模様と、赤のラインの織りなすパターンを上から見ると、こんなカンジ。オリジナルと比較しても、悪くないのではないでしょうか。かなりの部分でエアロパーツを跨いでいますが、その割にはうまくいったかと(自画自賛)。

 後頭部からのビュー(左写真)。側面下部のダクトも、一応内部まできちんとマスキングしたおかげで、塗料の入り込みは不十分ですが、外から見た時にはほとんど気にならない感じで塗装できました。緑色がちょっと垂れた感じになっているのは、ちょっとしたミス。後でリカバーを要する箇所です。

 もうちょっとで基本となる塗装が終わりますね。今宵はここまでにいたしとうございます。

ヘルメット カスタムペイント(5)
2010/04/14(水) 00:00 
ヘルメット オリジナル塗装

 みなさんこんばんは。元F1ドライバー・ブルツのカラー風オリジナル塗装ヘルメットを作ろう企画、5回目の今日は、スポンサーロゴの作成です。

 ロゴは当然メーカーさんのものですから、あんまりおおっぴらにはできません。ここだけの話ということでヨロシク。これも、可能な限りオリジナルに近づけたいので、個人的趣味の範囲で努力してみました。

 印刷用として耐えうるデータというのはそう入手できるものじゃないのですが、そこはゴニョゴニョ……(ヒント:ロゴをベクトルデータで配布してるサイトが……これ以上は言えない(^_^;)。OMBとか、PI.SAといった、メーカーそのものの公式サイトすら見つからないようなものについては、適当なフォントやラインツール、パスなどを駆使して、それっぽいのを完全自作です。根性~!

 できたデータをプリントアウトして大きさ合わせを行います(写真は、一部のロゴ(PI.SA)の貼る位置を間違っています)。仮でも、ロゴが乗ると完成型がかなり具体的にイメージできますね。

ヘルメット オリジナル塗装

「KOREAN AIR(大韓航空)」のロゴが少し大きすぎたようなので、要調整です。ウチにはモノクロレーザープリンタしかありませんが、本チャンはデカールを使用してカラーで印刷する予定です。

ヘルメット オリジナル塗装

 ここで、オリジナルのレプリカヘルメット(妙な言い方……)を見てみましょう。

 赤のラインの角度などを見てみると、縦も横も揃っておらず、かなりアバウトであることが分かります。連載第1回目でブルツのメットのカラーパターンが、ある程度の崩れは許容してくれそう、といったのは、こういう意味なんですね。

ヘルメット オリジナル塗装

 かなり余談になりますが、ブルツのヘルメットの上方俯瞰です。ネット上の検索で、ブルツのヘルメット画像というのは結構見つかるものですが(逆に、これも大好きな2004年のパニスのヘルメットなどは、資料がほとんどありません)、それらの中にも完全な上方俯瞰はなかったと思います。青のギザギザパターンなど、きっちり左右対称になっていないことがよく分かるかと思います。

 後頭部上方のエアロ形状は、「舞-HiME」などでお馴染みの久行宏和さんも、似た形状のヘルメットをお描きになりますね。ただしビエッフェのものは、久行さんが描くように正面から見て猫耳のように横に飛び出たりはしません。

 ブルツのヘルメット正面(左写真)。本物は、バイザーから下のマスク(チン)部分が相当長いのが特徴です。逆に、バイザーはかなり上下に細くなっています。4輪用と2輪用のヘルメットの形は結構違うものですが、ビエッフェのこのエアロタイプは、他のどのメーカーのものよりも独特です。

 また、このレプリカヘルメットには、額の部分(ブルーのツートン)に「MILD SEVEN」ロゴがありません。ヨーロッパはタバコ広告に厳しいので、許可されなかったのでしょう。そこだけは残念です。今回のボクのレプリカ作成計画では、このMILD SEVENロゴの再現も当然やりますよ!

 ちなみにビエッフェは、現在はF1用のヘルメットを作っていませんが、かつてはブルツのほかにも、アレジ、フィジケラ、トゥルーリ、アーバインなどに提供していました。レギュレーションが変わって、F1にHANSが導入されたタイミングで撤退しています(……と思ってたんですが、どうも彼だけはマクラーレン時代、ビエッフェだったっぽい。その後は、アメリカのBELLを被っています)。

ヘルメット オリジナル塗装

 プリント用に作成したロゴデータはこんなカンジ。幸いにして、「MILD SEVEN」関連以外のロゴは、白い部分がベースとなるか、または下の色が透けても構わない黒色のロゴばかりなので、クリアデカールにカラーコピーでの印刷により、立派なデカールを作ることができます。そうでない場合は、アルプスの熱転写式プリンタを使ってデカールを作る必要があります(普通のプリンタは、白色をインクとして持っていないので)。というか、どうしても「MILD SEVEN」ロゴだけはそのように作る必要があるんですよね。

 ロゴを塗るために、マスキングシートを切り出すためのプロッターを買おうかとも思ったのですが、今回はなんとかなりそうなので見送りに。次にもっと複雑な模様を塗装するようなことがあったら、プロッター買います……。

 さあ、ロゴデータもできたことですし、塗装の方に戻ることにしましょう。次回は、反対側の赤を塗装します。今回はここまで。

ヘルメット カスタムペイント(4)
2010/04/12(月) 00:00 
ヘルメット オリジナル塗装

 みなさんこんばんは。元F1ドライバー・ブルツのカラー風オリジナル塗装ヘルメットを作ろう企画、第4回目の今日は、一番派手な色、赤を塗っていきます。

 いつものようにマスキング作業からです。ていねいに、かつ大胆に。これが決まるかどうかが運命の分かれ道! 今回は、マスキングの手間と作業効率などを考え、片面ずつ塗ることにしました。まずは右側面から。

 一口にマスキング作業、といっても、これだけで2時間近くかかっています。塗り始めると早いんですけどね。とにかく綺麗な塗装のためにはマスキング命です。そしてマスキングのスキルやコツってものは、実際に場数を踏まないと身に付かないものなんですよ……。

 今回だけでもかなり貼りまくったおかげで、だんだんマスキングが見た目的に美しくなってきた……ような気がする(^_^;。ちなみに6mmと18mmは途中で1巻き使い切って、買い足しに行きました。

 ここで最も注意すべきは、耳の覆い部分(バイザー開閉機構のカバー)の段差です。ここを上手く処理しないと、隙間から色がダダ洩れになるという恐ろしい結果になりかねない。ドキドキです。外してから塗るのがセオリーだということは承知しているのですが、以前古いメットでこのカバーを外したら、なにをやっても元通りにハメることができなかったことがあって、それが恐いので今回は分解せずに塗装することにします。

ヘルメット オリジナル塗装

 いよいよ赤の塗装に入ります。赤はガンダムの腹部用のカラーを使おうと買ってきたのですが、試し吹きをした時に「なにか違う気がする」と直感が囁いて、タミヤの「TS-8 イタリアンレッド」のスプレーを使うことにしました。

 下地に影響されやすく、ムラが出やすい色なので何度かに分けて塗り重ねていきます。夜寝る前に塗って、朝起きたらまた塗る、というようなパターンの繰り返し。全般的にこんなカンジで作業を進めています。文章で書くと一瞬ですが、気長な作業です。

 無事塗り終えて、マスキングを剥がしたところ(左写真)。イタリアンレッドが狙い通りの鮮やかさで発色してくれました。

 斜め後ろから見たところ(右写真)。あるべき4色の色が入って、かなり“らしく”なってきました。……といっても、反対側はまだ塗ってなかったりしますから、気を抜けません。ていうか、白ベースに青、赤、黄色とくれば、これはもうアレだな、ガンダムだな。

 さて次回は、反対側の赤を……と行きたいところですが、それではつまらないので趣向を変えて、最後の工程で入れる予定のスポンサーロゴの作成についてご紹介しましょう。本日はここまで。

ヘルメット カスタムペイント(3)
2010/04/10(土) 00:00 
ヘルメット オリジナル塗装

 こんばんは。さて、元F1ドライバー・ブルツのカラー風オリジナル塗装ヘルメットを作ろう企画の連載3回目では、3色目の青色を吹いていきます。

 黄色に続いて縦のラインを構成する赤を塗るかと思いきや、頭頂部のカラーを先に塗ります。それはなぜかというと、上部の赤の先端が、登頂の青のギザギザに食い込む形になるため、先に青の位置を決めておいた方が楽だと判断したからです。

 赤ラインの位置の目安を、6mmのマスキングテープで打って、慎重に形を決めながらマスキングをします。めんどくさくなってきたので、広い面積は半透明のゴミ袋でやることにしました。いちいちテープを貼っていたら、根気とヒマがいくらあっても足りゃしないですし。その代わり、1箇所でも隙間が空いていたら大惨事なので、念には念を入れ、厳重にマスクします。

ヘルメット オリジナル塗装

 青のギザギザを作るマスキングのアップ写真です。

 マスキングテープを貼り、重なる部分をデザインナイフと定規を使って切り落とし、ツマヨウジで隙間を密着させ……という作業の繰り返し。慣れると早いですが、ギザギザの角度や長さを決めながらなので、3時間近くかかっています。当たり前ですが、段差のできるエアロパーツのマスキングは厄介です。ホントならパーツをいったん外して塗るべきだと思いますが、ボクは横着なのでそのまま塗ります。

 青は、スプレーにどうもちょうどいい濃い青がないようなので、最初に黒を吹いて乾いた後に、青を塗り重ねています。なので、乾燥を待って青を塗って、という風にかなり時間がかかっています。少なくとも2日はかかりました。青にはガンダムカラーのスプレー「02 Gブルー1」を使用。RX-78-2胸部の青です。

ヘルメット オリジナル塗装

 赤丸で囲まれた部分は、エアロパーツ上のインテーク開閉スイッチです。ここに塗料が入り込むと動作に影響が出そうなので、巧妙に模様のパターンを調整して、色がかからないようにしています。黄色い矢印は、インテークの入り口部分。ここも中まできっちりマスキング。なかなか良い仕上がりではないでしょうか(^^)。

 額の部分の細いテープは、「MILD SEVEN」マークなど、いろいろ目安となるラインとなります(左写真)。これを元に、ケガキ針でラインを特定してしまいます。写真では見えませんが、この後マスキングテープを剥がしても、表面にうっすらとケガいた線が残っています。

 本来はバイザーの上辺に入るスポンサーロゴを、ヘルメット側に移植することにします。なぜかというと、自動車用のヘルメットは上下が極端に細い視界でも問題ないのでステッカーを貼れますが、バイク用では安全の面からそれは避けるべきだからです。

 また、ハチマキ状の白い帯をこの位置に設けることには他の利点もあります。アライ製ヘルメットの場合、こめかみの部分にはバイザーの開閉支点がきます。つまり、ここは頻繁にこすられる可能性があるということ。従って、塗装せず、敢えて白く残すためにスペースが必要なのです。

 後頭部側から見た青のギザギザパターンです(右写真)。何カ所もエアロパーツにまたがっているのが分かります。多少はみ出たりしているところもありますが、2~3mm以内であれば問題ありません。なぜなら、それぞれのカラーは、最後に黒または銀色で縁取りをするからです。はみ出た部分は縁取りで隠すので大丈夫(たぶん……)。

 3色目が乗ると、それなりにそれっぽくなってきました。次は、一番本数の多い縦ラインである「赤」を塗っていきます。本日はここまで。

ヘルメット カスタムペイント(2)
2010/04/08(木) 00:00 
ヘルメット オリジナル塗装

 こんばんは。元F1ドライバー・ブルツのカラー風オリジナル塗装ヘルメットを作ろう企画の連載2回目では、2色目の黄色を吹いていきます。

 黄色はタミヤ「TS-16 イエロー」を使います。原色に近い単色だけで塗装が行えるのも、ブルツのカラーリングの良いところです。マスキングテープが黄色いので、全体が真っ黄色に見えますが、頬の辺りに帯状に、縦のパターンが2本入ります。後頭部、マスク部分も同じく黄色です。

ヘルメット オリジナル塗装

 乾くのを待ち、マスキングを剥がします。パターンの縁の部分は6mmのマスキングテープを使用。その他の広く覆う部分は18mmと、4cm幅のテープ(いずれもタミヤ製)を併用して隙間なく覆っていきます。この時、うっかり少しでも隙間を作ってしまうと、そこから霧状の塗料が入り込んで大変なことになってしまうので、細心の注意を払っ……た結果、写真のようにベッタベタに貼られたわけですが、もうちょっとなんとかならんのか、コレ(^_^;。

 マスキングを剥がし終えたところ(左写真)。横に1本テープが残っているのは、別の色のための布石。黄色と同じ平行ラインを保つために、貼ったままにしておきます。

 後頭部(右写真)。左右のラインが同じ高さ、同じ角度になるように揃えるのはなかなか大変です。ですが、人間の目はヘルメットの右サイドと左サイドを同時に見ることはできないので、後ろから見て極端に段違いになっていなければ、アバウトでも割と大丈夫だったりします(いい加減だな~)。

 今日はここまでです。

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