猫ようかん出張所
まいらげん のブログ 【since 2005.9.1】 管理用
※[猫ようかん]サイトの日記から来られた方は、コンテンツへは右のボタンから戻れます → [サイトへ戻る]
スポンサーサイト
--/--/--(--) --:-- 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
乙女魂に「舞-乙HiME Zwei」に電童DVD-BOX~
2006/11/27(月) 04:26 
 頼んでたDVDもろもろ来ました。どの品も久行さんの絡んでるものだったりしますね。

 『舞-乙HiME Zwei』観ましたが、良くも悪くも「舞-乙HiME」TV版の続編以上のなにものでもありません。終盤の展開やらキャラの活躍具合やらに物足りないものを感じていた人には、やっぱり相変わらずなのでオススメできません。

 ただ、ボクのように楽しみ切っていた人間にはこれ以上はないくらい良くできた続編となっていると思いました('∇'*)。


■バンダイ 乙女魂 アリカ・ユメミヤ (※クリックで大きい画像)


 バンダイのアリカの撮影をしてみました。
 なにげにこのフィギュア、腰回りの造形が絶品です。おしりとか最高~('¬'*)。

スポンサーサイト
マシロきゅんゲット('¬'*)
2006/10/23(月) 04:15 
 すっかり出ることすら忘れていた、マシロくんフィギュア付きのチャンピオンレッド。近所でゲットしてきました(´∀`)。

■チャンピオンレッド 12月号 マシロきゅん フィギュア


 OVAストーリーのコミック版も連載が始まったのですね。なるほど、前の佐藤氏は別の連載をやってて、今回は別の人が作画担当なんですな。
 ジャイアントロボの連載もやってたのかぁ。マンガ雑誌は久しく覗いてなかったから、新鮮ですわ。
 マシロきゅんフィギュアは、オマケとしては充分な出来なのではないでしょうか(グッドスマイルカンパニーだったのか!)。プリントぱんつも可愛いし……てゆーか、アレ? 股間のふくらみはないの…(;´∀`)? ハッ、まさか!


 ついでに、手持ちのフィギュアの写真を撮ってみました。みんなカプセルとかトレーディングフィギュアです。あんま大きいのは持ってないの。

 アリカ&マシロ&ニナは、前から欲しかったセット。こないだ秋葉で2,000円で買ってきました。もともと1体600円するもの(しかもブラインド)なので、お買い得っちゃお買い得でした。ウチのサイトやブログやボクの描いた同人マンガをご覧の方はよ~くご存じとは思いますが、ボクはマシロちゃん大好きです。しかし、この子は悲しいことにフィギュア化に恵まれてなくて……(´;ω;`)。

 このコレクションフィギュアのマシロちゃんはすごく可愛いので気に入ってます('∇'*)。

■舞-HiME&舞-乙HiME コレクションフィギュア Part.3

■舞-HiME コレクションフィギュア Part.2&3

■ワンコインフィギュア おねがい☆ティーチャー

■コレクト500シリーズ あまえないでよっ トレーディングフィギュア

■SR かみちゅ!

■オマケ


 机の上にテキトーにブルーのグラデかけて紙をプリントして貼り、フツーの蛍光灯で撮影。カメラはNikon E5000。一部、ディスプレイ台や支持棒を消す加工をやってます。どうやったらキレイに撮れるかは研究中…。

“やり直せばいい”という優しさ /『舞-乙HiME』
2006/04/01(土) 08:38 
 ■ 最終回(#25~26)の感想
 結論から言うと、これ以上はないくらいよくできたエンディングだったと思います。半年、見続けて本当によかったと思いました(^^)。

 テーマの収束がほぼ完璧に行なわれていたので、作品的にはケチをつけるところがないくらいだとさえ思っています。個人的には、残念だと感じたところは1点のみ。


 最終回を迎えるにあたって、ボクが心配していたのは、もちろん各キャラクターの出番や戦闘シーンの多寡などといったことではありません。この「舞-乙HiME」という作品が、アリカ・ニナ・マシロの3人を主役とした物語である以上、これがきちんと描かれ、作品としての「結論」を出せているかどうか、でした。

 第1話でヴィントにやってきたアリカが初めて出逢ったニナという女の子。最後まで、この作品はこのふたりの物語でありました。


 「みんなの幸せのために」戦うアリカと、「ただひとりのために」戦うニナの対決の構図。ふたりにはそれぞれパートナーがいましたが、マシロちゃんは「民」を背負う国王であり、セルゲイはニナの唯一の大切な男性です。

アリカ&マシロ

 主人公が残酷な殺し合いを否定し、なんとかみんなが幸せになれるような道を模索する作品は古今多くあります。アリカは中盤以降、過酷な経験を重ね、その答えを探してきました。しかし、この命題は矛盾を避け得ないものでもあります。

 アリカの母親をコアにもつワルキューレのシステムを破壊するよう命じたシーンに象徴されるように、為政者であるマシロちゃんには、涙を流しながらでも、ツラい命令をアリカに下さねばならない事態が起こりえます。
 その時に、オトメであるアリカはどう行動するか。戦いたくなくても、どうしても敵を倒さなければならないとしたら。

 それが、ミユのいった「越えなければならない壁」。問われるのは、真のオトメの資格です。

 ニナとの対決というこの最終回でいうなら、みんなのために「セルゲイを見殺しにしろ」と言えるかどうか。ボクはとにかくここにだけ、注目していました。
 結果は、本編をご覧になったみなさんにはおわかりでしょう。


 アリカはレナもろともシステムを破壊。蒼天の青玉の力を手にします。そして。
 彼女は立派でした。「ニナちゃんにそんなことをさせてまで、セルゲイは生きていたいとは言わないと思う」
 このセリフを聞いた瞬間に、ボクは「舞-乙HiME」を「良し」と思えたのです。

 パターンとしては、「じゃああきらめずにセルゲイを助ける方法をいっしょに探そう」とか、いろいろ考えられるでしょうが、究極の選択を迫られた場合に彼女にはその残酷な選択ができる、ということがそこで判ったことが重要なんです。あくまでもその矛盾を含めて、アリカというキャラクターをボクは受け入れられた。

 「みんなを幸せに」を掲げると、どうしても主人公を“完璧に”したくなるものですが、アリカはそうではなかった。彼女は自分の甘さを自覚してもいました。それで充分です。


ニナ
(なにげにニナはこのカットがお気に)

 間違えるさ。そしたらやりなおせばいい。あきらめるな。
 そう訴えて最後までニナを救おうとしたアリカ。ラスト、すべての記憶を失ったセルゲイと、“やりなおす”ことを許されたニナが、作品としての「救い」なんですよね。「ニナちゃん、よかったね」と手放しで言えない、百パーセントのハッピーエンドではないところがイイじゃないですか (´д⊂ヽ


 ニナやセルゲイが犯した罪、についても本当は言及しなければならないと思います。ふたりであわせて何人殺したことか。あの哀しいラストでそれが購われているわけでは決してない。でもそれは、アリカの言った「やりなおせばいい」という主張への答えなんですよね。最後の戦いでニナちゃんは死んでたってかまわなかったでしょうけど、これがこの作品の優しいところです。

 自分と、アリカ、エルスの三人が写った写真が彼女のもとにありました。
 彼女にとってかけがえのない友であるふたり。

 草の上に寝ころんで約束をかわしたあのシーンがよみがえって、また泣けますね (´д⊂ヽ


 マシロちゃんについては、あまり多くを語る必要もないでしょう。すでに24話までの時点で、彼女はいまだ完璧ではないにしろ、正しき王への道を歩み始めていました。

 アリカの気持ちを想って、彼女のかわりに涙を流しながら、それでも民のためにシステムを破壊しろと命じたマシロ。王になる意思を持つ者こそが王。そりゃそうです。継承権をもつものが王、ではありません。一番最初に王を名のった人のことを考えてみればいい。彼は、王子として生まれたわけではないのですから。

 なので、ボクは結局マシロちゃんの出自が明かされなかったことも、それでいい、と思っています。本人は一生気にするかもしれませんけど(^_^;。


 三人とも、いろいろなものを失いました。
 アリカとニナはエルスを。マシロちゃんはミミを。ニナはたくさんの人を殺した罪を背負い、マシロもこれまでの悪政で直接または間接的に多くの民を不幸にしています。

 そのすべては、水に流せるものでも忘れられるものでもありません。
 しかし、それがたとえ取り返しのつかない過ちであっても

 “やり直せばいい”のひと言は、その罪の意識にさいなまれる人への“救いの言葉”であると思うのです。

 それが主人公アリカの、ひいては作品の主張なのではないでしょうか。

 だから、少なくとも今回の事件ではアリカは“他者を裁く”行為をしてはならなかったと思うのです。誰も死んでないこの最終回が全体でそれを訴えていたようにボクには思えます。ナギやトモエが死ななかったのは、ひとえにその理由によるでしょう。殺していれば、“やり直せばいい”と訴えたアリカの主張がすべて虚しくなってしまいますから。

 性善説とか、そんなのは関係ないですね。悪いヤツは徹底的に悪かったですから(^_^;。
 罰は(いろんな形ではありましたが)与えるけども、しかし“やり直し”の機会を奪わなかった「舞-乙HiME」は、とても優しい作品だと言うことができるのではないでしょうか。




 せっかく最終回ですから、個別の要素についても書いていきたいと思います。いやもう、実際のところ1時間のストーリーを観ている間、「キタ──(・∀・)──!」の連続でしたよ(^^)。

マテリアライズ!
【五柱、マテリアライズ!】

 オトメたちは大半は賑やかし(笑)、でしたけど、最終侵攻のあたりでは、アリカ&マシロをサポートして飛ぶのがなんと、前作のメインキャラ(舞衣・ミコト・ナツキ)というこの燃える展開(・∀・)!

ナツキと仲間たち

 ジャンプ漫画などであれば、ラスボスを目指し、塔の一階一階を順にのぼっていくようなシチュエーション。それをダラダラやらずに数分でスピーディにやるからテンポ良かったですし、お助けキャラのミドリちゃん、マーヤ、マリアさんそれぞれの登場タイミングも計算し尽くされてとても小気味よかったです(^^)。

シズル&でぼちん
(シズルさんはこのカットがお気に)

 軌道上での戦いは、どの作品でもビジュアル的にとても美しくて絵になるんですよね……(^^)。


 キャラクターは多彩で、おいしい使われ方をした人もいたけど、その反面活躍が少なくてもったいないキャラもたしかにいました。でも、ああいう出し尽くせなかった見えない部分の魅力あってこその作品の深さ、というのもあると思うんですよ。食い足りないくらいでちょうどいいんです。

 世界観にしても、たかだか26話程度の話数ですべてを見せ尽くすことができる程度の設定なんて、むしろ薄っぺらいってなもんで。想像しだいで世界がどんどん広がっていく。そのふところの広さも魅力じゃないですか(^^)。……てなわけでOVA決定おめ。待ってたぜ!


◆ “珠洲の黄玉”ハルカ・アーミテージ准将
 半分くらいはボクの中では“滑ってるキャラ”なのですが、あの人はいつも楽しそうで、とても良いキャラなのは確かです。

“珠洲の黄玉”ハルカ・アーミテージ准将

 メガネの国・エアリーズで唯一メガネをかけていないキャラ。エアリーズ七不思議のひとつだ、これは(^_^;。彼女は他人をメガネ顔で判別していたらしい(笑)。

 「段取りがぜんぜんちがうじゃないの!」と言いながら降りてきた時のおしりの見え方が好きです。

 余談ですが、珠洲の黄玉は、本来“おうぎょく”と読むのが正しいと思うんですけどね。“こうぎょく”は、舞衣の「紅玉」のことですから。


◆ 五柱 No.4 “ハゲンの尖晶石”ジュリエット・ナオ・チャン
 ガルデローベ制圧後は、ただただナツキとウロウロしてただけでした(^_^;。予想どおり、たいした役回りも与えられなかった彼女ですが、それでも「ニナのこと、まかせたよ」のセリフがあったから、まだいいかな。

 スパイダーローブは、思ってたとおりカッコ良かったです(^^)。
 特に、右手にはめた大きなかぎ爪状エレメントが最高!
 警備員を倒したときのナックルは凶悪(;´∀`)。

ナオ・スパイダーローブ
【クリックすると大きな絵が開きます】

 いつも斜に構えて、ナツキなどに対してもクールな口ぶりのナオちゃん。アリカに声をかけた時の感じがいつもの硬質なものと違っていたのは、お姉さまとしてのナオちゃんの柔らかい一面が顔をのぞかせたカンジがして……これもまた良し(^^)。


◆ 五柱 No.2 “氷雪の銀水晶”ナツキ・クルーガー学園長
 ナオとふたりで各地を右往左往してたお方(^_^;。
 学園奪還作戦では学園長らしく、先頭に立って大活躍……しましたが、ハルカちゃんにまで“ヘタレ”呼ばわりされる始末(笑)。こうでなくっちゃ。

 バスターランチャー(仮)をぶっ放すトコは、しびれました~。


◆ 五柱 No.5 “伶踊の蛍石”マーヤ・ブライス
 たったふた言でしたが、ナイスなキャラでした(^^)。
 これまで、この作品では性行為についての表現があからさまには口にされることはなかったせいで、「エッチさせない♪」と直接的に言わせたのがものすごく効いてます。こういうキャラ、好きよん('¬'*)。

アカネ&マーヤ
【アカネ&マーヤ】

 アカネちゃんとシンクロしての空中からのかかと落としシーン、燃え!

 個人的に露出の極端に少ないマイスター服が激しく好みです(・∀・)。


◆ “まきまき”こと“螺旋の蛇紋石” シホ・ユイット
 この最終25~26話での一番のサプライズのひとつが、シホのまきまきの“呪”の力。なんと、ワルキューレシステムの枷を解呪してしまう力を持っていたとは……!(;´∀`) これには笑いました。ありえねえ(笑)。


◆ “久遠の碧玉”マリア・グレイスバート
 マテリアライズしたら若い姿になるんじゃないか、とは予想してましたけど、カッコ良すぎでしょう(笑)。
 これもサプライズのひとつですね(;´∀`)。

 ババァ結婚してくれ。


◆ “清恋の孔雀石”アカネ・ソワール
 ナオちゃんの「あんた、まだオトメなの!?」にフイタ(;´∀`)。


◆ “雷鳴の柘榴石”カーラ・ベリーニ
 すんごい小柄で、声もロリ声。これでナツキと同期だって……(;´∀`)?

 ロリ声ったって、浅井清巳さん(ミユ)ですからね~。ツインテールってこともあるし、ひょっとしたら「猫のウンコ踏め!」なキャラじゃないかと期待したんですが、どうやら性格も可愛いキャラのようで(^^)。


◆ チエ・ハラード少尉
 ハルカちゃんに「少尉!?」と言われたところで、「軍人!?」という衝撃の事実が。

 諜報のためにガルデローベに潜入していたのですね。ワルキューレ部隊への志願も、その場の思いつきではなく、スパイとしての職務からの当然の選択だったわけですか。

 諜報部員とはいえ、パールのナンバーワンだった彼女は、誰かのオトメになることだって不可能じゃないはずです。でも、最後の式典では軍服を着てハルカちゃんの隣に座っていました。その時点ではそれまでコーラルだったリリエなどがパールに昇級していましたから、彼女ももう卒業して将来を決めたということなのでしょうか。


◆ トモエ・マルグリッド
トモエ
(ここまで悪に徹してくれれば満足)

 殺されても問題なかったキャラ……というか、生かされたのが不思議なくらいです。死ねば良かったのに、とまでは言いませんけど(^_^;、最終戦闘で死んだキャラがひとりもいなかったことは、記事前半でも書いたアリカの主義への裏づけを与える意味合いもあったのかもしれません。

 やり直し、は彼女にもできるよ、ということなのかもしれませんね。

 てか……サコミズ、GJ!


◆ セルゲイ・ウォン
 先週の記事にいただいたコメントの返信でもちょろっと書いたのですが、ニナはまあフツーに純潔を保ったままだろうな、と思っていました。セルゲイが、もっとも大切に思う女性をそんな風に抱けるわけがないですから(寝技がどうの、という過去はあっても、です)。

 ニナちゃんの想いが本当にとげられたのなら、どんなにいいか、とは思いました。それは最終的には叶えられたわけですけど……(´;ω;`)

 やっと彼に「ただのニナよ」と言えたニナちゃん。
 うああああ…… (´д⊂ヽ


◆ 猫神ミコト
 「ン……やっぱりオマエはこの世にあっちゃいけないんだ!」

 それなら壊しとけよ…… orz


◆ アルタイ国王 ナギ・ダイ・アルタイ
 想像するのは勝手なので、あの惑星エアルがじつは地球だった……という仮定のもとであえて考えるなら。

 ミユも前作の“深優”と同一個体ではないだろうか、とも思えるわけですが、ボクはナギも、地球時代からずっと生きているキャラクターなのではないか、という気がします。

 真白なる金剛石=漆黒の金剛石はなにげに出現時点で予想していましたが、つまり、ナギは伝説のそれを見つけ出してきたわけではなく、ずっと所有していたということなのではないか。十二王戦争が、かつてHiMEたちが存在していたであろう時代の戦いであったなら、彼はそれにも関与していたかもしれませんし、ひょっとすると地表のすべてを破壊するほどすさまじい十二王戦争とは、HiMEたちの戦いのことを指すのかもしれません。

 フミさんがそれを封じた……というのは、前作のラストで風華学園を預かる理事長になった彼女の取る行動としては、しごく納得できるものである気がします(もちろん、あの二三さんとフミさん、そして凪とナギが完全に結びつくと考えるのも不自然だしつじつまはまったく合わないのですが、ちりばめられた要素は充分それを示していると思えます)。

 マシロちゃんて、直接の血統ではないにしても、フミさんあたりの子孫であるような要素もありますねぇ。


 なんにしてもナギが最後あんな罰で済んでるんだ(^_^;、というのは、トモエと同じ理由があってそのようになっていると理屈はわかっても、ちょっと釈然としないですね(笑)。
 上記のこととあわせて、思い出されるのがパトレイバーの「生きてりゃ、もう一度ぐらいやれるさ」の甲斐だったりして……(;´∀`)。


◆ ミユと“アリッサの遺言”
 乙式のHiME能力、作られた能力者……的な表現がオトメについてあったところをみると、これらの技術が地球時代のシアーズ財団系のものである可能性もありそうです。

 ワルキューレシステムのコアとなっていたレナの遺体が収められたカプセルにあった紋章も共通しています。前作のアリッサが“作られたHiME”であったことからも、マテリアライズする能力(HiMEの力)が人工的に与えられるものであることは立証されていますし(てか、ぶっちゃけナノマシンなんですけど)。

 エスカレートするHiMEの戦い(まんま前作の戦いのことを指しているとは限りません)を封じるために、代理戦争形態のオトメシステムを作り、HiMEの能力にも制約を与えた。国家の戦いが避けられないものであるとしても、それをそのままにはしておけない、という考えからでしょうね(直接的にシステムを作ったのはフミさんということになっていますが、そのへんとアリッサがどう絡んでいたかはサッパリです)。

 その制約を解くことができるのは、オトメが国家の利害によらず、それぞれの意思で“正しい戦い”を選ぶことができる瞬間のみ。これが、今回の戦いであったのでしょうか。その時を夢見た、アリッサの遺言なのか。


◆ アオイ・セノー
 ほとんど唯一といっていい、ボクの最終2話の不満が、彼女の扱いです。

 できるなら、チエと抱き合うシーンではなく、マシロちゃんとの感動的な再会を果たすシーンを見たかったのです。マシロは最終戦闘の時点で彼女がまだ生きていることを知りませんでした。

 生きててよかった、と泣くところではなく、アオイさんにひと言「すまなかった」と声をかけるところが見たかったんですよ。あの回が劇的だったからこそ、必要でもあるシーンだと思っていたのですが……残念。


◆ ミミ
 マシロの未熟のせいで死んだキャラであるミミ。

 マシロちゃんはこれから先ずっと、彼女のことを事あるごとに思い出すでしょう。そのことがあるから、マシロちゃんはどんなに時間がたっても絶対に道を踏みはずすことはない、と確信できるのです。

 アオイさんが生きてましたから、そうした役割はミミに背負わされているんですね(アリカとニナにとっては、エルスがそれに当たります)。ラストで彼女のことを思い出すマシロちゃんの描写がありました。それが、とても良かったと思います。


◆ 尾久崎晶
 お姉さんが戻ってきてきっと巧海くんがべったりなんでしょう(;´∀`)。式典に参列してる巧海が満面の笑み(しかもまったく邪気がない。ま、これはマシロちゃんに向けられたものでしょうけど)、その横にいる晶クンが拗ねているのがとても可愛かったです(笑)。

舞衣姉弟と三姉妹
【舞衣姉弟と三姉妹】


◆ オトメのローブ
 ローブデザインは貴石によって決まっているのか、各人の好みが反映されるのか……どうも両方の要素があるように思いました。

 伝統や格式を重んじる国では、オトメを目指す時点でその少女の心の中でたとえば「私も将来あのローブを着るんだ」的な意識が潜在的に形作られ、それがデザインに反映される、というようなカンジですね。

 以前マリアさんの回想に登場したオトメは、カルデアのフィア・グロスとほぼ同じデザインでした。ふたりの貴石はたしか違うはずです。でも、上記のように伝統的にカルデアのオトメがまとうローブデザインというものがあるとしたら、そうした一致もあり得ることかもしれません。

 したがって、かつて“清恋の孔雀石”であったロザリー・クローデルが例のネコミミローブを着ていたのではないかという予測は……おそらくハズレていると思うんです(^_^;。

 ローブは高次物質化能力の発現による装甲化のようなものでしょうから、ある意味思念によって形態はなんでもアリ、なのではないかな、と。本人の趣味、潜在的なイメージ、などを総合して決まるもののように思えます。

 そのへんは、シホやマリアさんを見るとなんとなく納得してもらえるのではないでしょうか(ナオもだな(^_^;)。シズルとナツキが着ているのはマイスターローブの基本形のようですが、彼女たちのシルエットが似ているのは、もちろんふたりの関係性が大きく影響している、と想像してみたい(^_^;。

 蒼天の青玉のローブも、アリカが(少なくともあの戦闘のさなかは)オトメとして母親に追いついたことを象徴しているようなカンジです。もちろんモードの開放などの原因も考えられますが……パールやコーラルは全員例外なく固定デザインですし。つまり両方の要素がありそうだ、というのはそういう意味です。なんかじつはすんごいテキトーなんじゃ、という気もしてきましたけど。

ナオとシホ
【ナオ&シホ】

 シホはローブが悪趣味すぎます……(笑)。
 さすがにこれを自分のオトメに、というのは抵抗があります(^_^;。そりゃシャルル王もカズくん陛下がうらやましかろう(笑)。

 ちなみに最後ですから書いておくと、ローブデザインで好きなのは、舞衣の“炎綬の紅玉”、フィアの“塊麗の縞瑪瑙”あたり。アカネちゃんのネコミミローブは……登場した瞬間、正直あきれました(;´∀`)。

 アリカの真・蒼天の青玉ローブ姿は……ぶっちゃけ、似合ってにゃい(笑)。
 カラーリングはとても好きだし、お母さんのレナが着ているところはすごい素敵だと思いますけど。
 最後は、彼女がまだ半人前であることを示すかのように、パッチワークなカンジのローブに。これがまたカッコ悪くてイイですね(笑)。


◆ オトメにするならこの子!
 さあ、だんだん書きたいことを書きなぐるコーナーになってきましたよ(笑)。

 マジメに考えるならやっぱフィアさん。面白そうだ、という観点だとナオちゃんも入るけど、リリエなんか良さそうです。なんとなく毎日楽しそうで(^_^;。
 カーラなんかも悪くなさそう。


◆ お姉さまにしたいキャラ
 ミユがオトメでお姉さまだったらなー、と思うことはあります。面白そうなのは、マーヤさんあたり。この人だとなんとなくですけど、上級生というより友だち的なつき合いになりそうな雰囲気。

 逆にあんま近づきたくないのはダントツでシズルさんだ(^_^;。


◆ お部屋係にしたいキャラ
 アリカ、いいですよねー。サラもいいねぇ。ミコトとかも。

 「マリみて」じゃないですけど、妹って存在自体が支えになればいい……的なこう、なんていうんでしょう、いてくれるだけでいいや、みたいなカンジ(^_^;? 別に尽くしてくれなくていいから、周りでちょろちょろして好きなこと言いたい放題しゃべってる系の、元気をくれる子がいいですな。

 それとはちょっと違うと思いますが、ハルカちゃんをやり込めるシーンが印象的だったサラをお部屋係にしたい! と思った人は多そうな予感(^_^;。




 さて、ブログを始めたちょうど同じ時期に始まったこの作品。
 自分自身ものすごいエネルギーを費やして追いかけてきました。放映終了後、なるべく数時間以内に感想記事をUPするように心がけていましたし、内容も数行ですませるようなことはしませんでした。また、サイトのCGも最近はほとんどが舞-乙HiME関係のものです。

 ウチの他のアニメ作品についての記事を読まれたことのある方はご承知かと思いますが、本来はすんげーテキトーです(;´∀`)。そもそも毎週書かないし、内容も薄いです。どれだけ「舞-乙HiME」がボクの中で特別な存在であるか。客観的にみても、疑う余地はまったくありません(^_^;。

 その甲斐あってか、この作品ほどたくさんの人にトラックバックをもらったものは他にありません。まず自分から先に人様の記事にTBを張ることをしないにもかかわらず、これほど多くの人と繋がれた実感を得られたのは本当に幸せな体験でありました。

 いろいろな方のエントリを読ませてもらったおかげで、自分の書く記事の方向性も変わってきました。なるべく人と違う視点で書いたものを読んでもらおう、的なずらし方ですね。

 ありがとうございました m(_ _)m 半年間楽しかったです。
 またこんな素敵な作品にめぐり逢えることを願って……。

 てか、来週からボクはなにを楽しみに生きていけばいいのだろう(;´∀`)。


◆ 舞-乙HiME関連・過去記事一覧 ◆
#01「ユメノ☆アリカ」
 -#01補足
#02「乙女の園を駆ける疾風!?」
#03「はじめてのケ・イ・ケ・ン」
#04「炎の転入生!!」
#05「学園と制服とあたし♪」
#06「ニナ、まかれる…orz」
#07「蒼の舞/乙女の契り」
#08「運命の軛」
 -#08補足1 &CG「ナオ(パール・ローブver)」
 -#08補足2 &ラクガキ「学園長なナツキ」
#09「海-水着+遭難=?」
 -#09補足 &CG「装甲騎兵アリカ」
#10「それが乙女の一大事」
 -#10補足 &CG「ペタ座りマシロ」
#11「HAPPY☆BIRTHDAY」
 -#11補足 &「冬コミ用原稿一部紹介」
#12「仮面舞踏かい?」
#13「茜色の空に…」
 -#13補足 &ラクガキ「ナオの妹?」
 -#13補足2
#14「オトメのS・O・S」
#15「アリカ、泣く。」
 -#15補足 & 「原稿一部紹介」
#16「約束だよ!」
 -#16補足 & 「マシロ!」番外編(1)
#17「蒼の舞/想い、散るとき」
#18「ホワイトアウト」
#19「宿命の17歳(^^;)」
#20「ニーナと呼ばないで」
#21「白き姫、目覚めるとき」
#22「ホロビノウタ」
 -#22補足 &ラクガキ「シズル&トモエ」
#23「不思議の谷のアリカ」
#24「あなたのために…。」
 -#24補足1 &ラクガキ「ロザリー・クローデル」
 -#24補足2 &CG「“塊麗の縞瑪瑙”フィア・グロス」
#25「蒼天の乙女」
#26「Dream☆Wing~夢の在処~」

世界を敵にまわしても /『舞-乙HiME』
2006/03/24(金) 06:42 
 ■ 今週(#24)の感想
 平気な顔して生きてたー(笑)! トモエたち、どうなったかと思ってたんですよ。

 学園長のナツキが中心となって、ガルデローベ奪還の準備が着々と進行。この水面下での作戦進行の演出は、どんな作品でも見ててワクワクするから好きです。


 今回の中心はニナちゃんです。
 エルスの手紙から、セルゲイに抱かれるまでの一連のシーンは、挿入歌の効果もあいまってとてもよかったです(´д⊂ヽ

 「わたし、強くなんかない…!」

舞-乙HiME #24(1)
【エルス……!】

 自分の行為に苦しみ、涙したニナ。それでも。
 どんな形であれ、セルゲイが自分のことを第一に思ってくれるのだと確かめることができた、彼女の決意。

 世界を敵にまわしても。

 セルゲイの男としての不完全さが、今回は好ましく思えました。
 えらいよ。受け入れてあげたんだから。
 結局ニナはオトメの資格を喪ってないわけですし、それも含めて、ね (最後でハルモニウム起動してました。ニナの純潔については諸説ありましょうが、個人的にはニナを応援してるので、想いを遂げられたという風に思いたいのですが…)。

 急いでいた、というのが最大の理由でしょうけど、髪を下ろした姿のままセルゲイのもとに駆けつけたニナ。この姿は(肉体的なものはひとまずおいといて)、オトナになった象徴でもありそう……。

 ニナちゃんに感情移入できるかどうかで、「舞-乙HiME」のおもしろさはずいぶん変わってくると思うんですよ。もうひとつ、同程度の重要な要素として、マシロ&アリカの成長というのもありますが、これらに興味がない場合、この作品はいろいろ欠点も多いので微妙な位置づけになりそう。

 ですから、ボクはひょっとすると前作以上に楽しんで観れてるような気がします(^^)。


 五柱の残りふたり。まず“伶踊の蛍石”マーヤ・ブライス登場。
 公式ではマイスター服の設定は公開されてないのですが、カラーがなかなかいいですね。怪しいインド人というパッと見の雰囲気そのままです。

 アカネちゃんは事件後の時間経過を考えたらもう手遅れのような気がしますが(^_^;、どうも流れから見ると、ふたたびローブをまといそうな雰囲気でもありますね。
 カルデアがミドリちゃんに殲されてしまいましたから、王家を継ぐ資格があるのは彼女と手に手を取って逃避行中だったカズヤ・クラウゼク、ということで連れ戻されたという解釈でよろしいか。そうすると、いずれはアカネちゃんはカルデア国王付きのマイスターオトメになるのかしら。

舞-乙HiME #24(2)
【………】

 マーヤさんは彼女の行方を追う任務でも帯びていたのでしょうかね。アカネちゃんの前に立ったタイミングと表情からみて、あまりアカネちゃんに好意はもってないようですが(無理もねえ)。

 CVが小林由美子さんということで、どうしても「行くッス!やるッス!」キャラを想像してしまうのですが。なぜか一人称が“コバヤシ”だったりしてね(;´∀`)。設定を初めて見た友人が「関西弁しゃべりそう」という印象をもったように……まあ、そんなカンジの子です(ホントかよ)。


 そしてお待ちかね(ボクが)、“銀河の藍玉”サラ・ギャラガー

舞-乙HiME #24(3)
【いつも申し上げていたはずです!】

 メガネっ娘ふたりが顔合わせ……マイスター服には「A(エース)」の文字が。カッケー! 五柱のナンバーワンらしいですが、ハルカちゃんの後輩なんですね。
 黒基調の服装ってシルエットが引き締まって見えるから余計なんでしょうけど、マイスター服姿もかわええよ。はぁ、あとはマテリアライズシーンさえ見れれば! ……てか、なんで仮面なんだろう(;´∀`)。


 さて、ナギのもとに集まったマイスターたちの会話から、いくつかGEM銘が出てきました(注:漢字は暫定です)。

 ・深淵の翡翠(再契約したロザリーのもの)
 ・螺旋の蛇紋石(シホ)

 そして待ちに待った、ナオちゃんのGEM! 破幻の尖晶石!!(ゲンは弦かな)
 予想大ハズレですが、判ればいいのだ(^_^;。

 これでイリーナたちがフミさんを復活させてくれれば……(このへん都合よくいきすぎな気もしますが)、いよいよラスト2話、ナオちゃんの初マイスターローブのお目見えももうすぐですね(・∀・)!

 マグマの淵に立つミユさんを見た瞬間、ターミネーターを連想した……。死亡フラグじゃありませんように。次回予告ではこれも待ってたミユの戦闘服! 溶岩の中から引き出したブツは、封印していた武装セットかなにかだったのでしょうか。

 直接戦闘には関わりませんが支援します、なジパングと、大統領制でペンタゴンならぬヘキサゴン?をもつエアリーズの関係(笑)。
 超弩級潜砂空母スズシロの戦闘甲板展開ギミックは、やっぱブルーノアなのかな。
 ハルカちゃんが水を得た魚のように活き活きしててイイですな。サラはそのまま戦闘に参加したりしないのかしら。スズシロのブリッジオペレーターがみんなメガネっ娘なのにワラタ。


 本編最後は、今週の30分の中ではじめて顔を出した主人公・アリカ、そしてマシロの出立で締め。

 「みんなが笑える国をつくるのが今のあたしの夢だもん」

 ……それが簡単にできないということを、おまいはこれまでさんざん学習してきたんじゃないのか、とツッコミたいところですが、まあいいや(;´∀`)。きっとあの“鬼”の影が、成長した彼女の決意を暗示しているにちがいない。
 イキオイでラスト2話。来週(連続放映なので)最終回です。

 さあ盛り上がってまいりました!

 今週は書くこといっぱいあって大変じゃったんじゃよー(小林由美子風に)。

 てか……ルーメン死んでたのか。なんてこったい orz


次の記事を読む→ #24「あなたのために…。」補足1◆
不思議の谷のアリカ /『舞-乙HiME』
2006/03/17(金) 04:46 
 ■ 今週の(#23)の感想
 ブロッケン現象(とマシロ)で遊ぶアリカ。
 こんなところで鬼マシロの小ネタ(笑)。

 なんで舞衣はローブ姿にお玉と鍋なのか。

 その答えはアバンタイトルで明らかに。
 つーか、炎の力を手軽に使えるってだけだったのですか(;´∀`)。フツーにマテリアライズ解いてるし、いろいろ憶測を巡らしたけど、結局単純にミコトがマスターだったし。

 ふむ……物語当初から3人のホントの出自について推論してましたが、惑わされてまき散らしたうちのどの時点かのものが当たってた、という……そりゃ可能性の全部を並べてりゃ、どれか当たるわい、というレベルの…… orz。
 あまりにもいろいろ考えすぎてきたせいで、なんのサプライズもなかった……オレってバカだホント('A`)。


 謎なのは、悩んで悩んで出奔したという舞衣の、当時の想い人ですな。

 お風呂のナオちゃんの髪の毛。
 たぶんボクの萌えポイントを理解してる人には、この胸のうちのざわざわした感覚が解ってもらえるかと思います(^_^;。
 ツンツン……エリスの面影が……これは、深い意味に受け取ってよろしいか?(早まるな)
 でも吊り目だからぜんぜん印象が……(;´Д`)ハァハァ

温泉ナオちゃん
【温泉ナオちゃん

 ミユを正面から見つめながら、いったいなにを考えていたのやら。
 ひょっとしたらご自分のスタイルにコンプレックスなど……感じてるんだったらいいなぁ ('¬'*)。


 なるほど、前作の主人公の使い方としては、これ以上はないくらいの上手いやり方ですね。新主人公であるところのアリカに、進むべき道の指針を与える、という。まさに出るべくして出たこのタイミング!

 そしてアリカ同様、マシロちゃんにも、まだもう一段階の成長が必要ということなのですね。舞衣はジパングの王女?としての人生も歩んできている、と。

 エピソードの残りもあとわずか。アリカ、そしてマシロちゃん、

 ニナちゃんをとめてやってくれ!


 ミユさんは学園長と一緒に、ハルモニウムの力の行使されている現場に向かったようです。

 考えてみれば、お助けキャラとして超強力な力をもつミユがいる限り、アリカはいつまでも主人公としての役目がまっとうできませんね。アリカが危なくなったら、問答無用でミユが助けてしまいそうです。
 物語の週末へ向けて、アリカ自身が資格を得るというのも必要ですが、今ボクがちょっとだけ危惧しているのは、ミユの運命です。訊かれもせずにいろんな事をしゃべってくれる優しいミユさんですから、じつは物語的にはすでに役目を終えているという見方も…… (((( ;゚Д゚)))

 前回は、アンチマテリアライザーを半分の出力で発動させてトモエを倒したミユさん。トモエはやっぱ小者だったのですね……。そういえば、彼女たちはどうなったのでしょうか(^_^;。「ひどい目にあったわ」とかブツブツ言いながらピンピン生きてて、アリカらへの復讐の機会をうかがってる……んだったらいいなぁ。

 このまま出てこなかったりして(;´∀`)。


 さて次回予告を語りたいと思います。
 いや。

 まずは叫ばせてください。


あなたのために…
【あなたのために…】


 ニナちゃ──────ん Σ(゚Д゚;)

 とても……きれいですよ (´д⊂ヽ


 しかし、しかし、キミの愛するその男は先週ハッキリ言っておるのです。
 キミのことは、娘としか見ることができない、と。

 つまり、チ○コ立たないのだ、と! orz


 セルゲエエエエエェェェェェェイ……(フェードアウト)


次の記事を読む→ #24「あなたのために…。」◆
みなさんおまちかね! /『舞-乙HiME』
2006/03/10(金) 04:16 
 ■ 今週(#22)の感想
 2つのモードを欠いたミユ。あの個体と、深優とを。
 仮に公式では前作とつながっていない、と言われようと、どうしても結びつけてしまいます。

 ミスリルドレスは見れませんでしたが、今回はミユさん大活躍。
 “アルテミス”の発動には正直、興奮を禁じ得なかったです。お助けキャラとしての彼女の面目躍如。あそこまでカッコ良ければ、なんの文句があろうか、ですよ(^_^;。


 怒りに燃えるニナは、ハルモニウムの忌まわしい力を開放させ……!

 みんな目が炯ってて恐いよ…… (((( ;゜Д゜)))
 トモエも憎悪むき出しで襲ってくるし。

 今回は、シリーズの不満点であった“戦闘の少なさ”が、多少なりとも解消できたのではないでしょうか。あっけない、といえばあっけないですが、ガクテンオーでの逆転シーンも凄絶でしたし。一族を束ねる者としての責任を、残酷な形ではありますがまっとうしたミドリちゃん。

 作品中では負けてマスターもろとも消滅したオトメ第1号となったフィア・グロス。彼女やアルゴス国王にとっては因果応報、と言いたくなりますが、決してミドリちゃんの方に疑いのない正義がある、というわけでもないところがイイのです。

 マシロ姫はミドリちゃんの後ろ姿を見て、為政者としてのあるべき姿を模索しています。
 でも、マシロちゃん(&アリカ)とミドリちゃんの進むべき道は違うはずなんです。
 あと4話。ここまできっちりふたりの描写を積み重ねてきたのですから、そのあたりをうやむやにして終わってほしくはないところですが。

 「倒さなければならない敵がいる」、「でも殺したくない」という相反する命題を扱う作品は多く、それぞれ主人公たちがどういう結論を出すのかにはいつも注目しているのですが、この「舞-乙HiME」は安直な答えを出しがちなところへもう一歩踏み込んでくれるのではないかと期待しているのです。


 その一方で、中盤の頃には物語の中心になるかとてっきり思っていたセルゲイとの恋話。こちらの方は見るからに失速しているような(^_^;。アリカの戦う動機は、エルスの死に置きかわりましたから、この調子でいくとニナ&セルゲイEND……で、

 いいじゃないか ヽ(`Д´)ノ  ダメなの?(´・ω・`)


 冒頭のミユの前に立ちはだかったぬこと。ナツキとナオの車の上に降りたぬこと。
 あのたくさんのミコトモドキはいったい……!
 (意味もなく、“間者猫”という単語が浮かんだ)

 たぶんこりゃ、ネット上は舞衣の登場で祭りでしょーなぁ(^_^;。いや、復活おめでとうございます。次週予告の風呂でゆだってる命っちんは、前作そのままでしたな。

 少なくとも、次週予告での舞衣の表情は明るそうだったのでホッとしました。過去になにがあったかはわかりませんが……元気で暮らしているのでしょうか。
 服装は以前着ていた学生服のシャツ(っぽい)の上に、マイスターローブのような意匠のほどこされたエプロン。舞衣らしくてとても良かったです。別に楽しみになんかしてなかったはずなんですけど、なんかホッとしすぎて涙出そう(´д⊂ヽ


 ああ、忘れてた。
 彼女、生きてましたね。まあ先週の振りを見て予想はできていたのですが……正直もうすこし劇的なのを期待してました(´・ω・`)


次の記事を読む→ #22「ホロビノウタ」補足◆
王とオトメの物語 /『舞-乙HiME』
2006/03/03(金) 04:33 
 ■ 今週(#21)の感想
 今週はとても時間が短く感じました。


 多くのオトメたちの犠牲の上になりたつ、平和な世界。
 マリアさんの嘆きに、いまのアリカはあの時と同じ答えを返せるでしょうか。

 すべての存在が共存できる世界は存在しません。それは戦いの肯定などではなく、冷酷で単純な事実です。際限のない繁栄の先にあるのは結局は滅びなのですから。

 立派な王として民に慕われるミドリちゃんだって、土地を侵す外の者たちに対しては非情にふるまわねばなりません。結局のところ人は生きていくにあたって、範囲の広い狭いはあれ、敵味方の間に線を引き、ふたつを分けて考えるのです。

 永劫続く、人の苦しみです。解けない命題、といってもいい。
 真祖・フミさんの作ったオトメシステムといえども、善にはなり得なかった。


 王たる者は、迷っているひまなどありません。
 どこで線を引くのか。
 もたもたしていたら、自分を支える民が次々死んでいきます。

 今回のマシロちゃんの決断は、立派でした。でも、遅すぎました。
 犠牲はアオイさんだけにとどまらず、ついには可愛いミミまでも命を落とします。
 マシロの後悔する姿が、見ていてとても哀しかったです。

 王が背負う命。いまのマシロちゃんにとって、それはとてつもなく重いものです。しかし、ヴィント王を名のるのであれば、そこにいる程度の数の民の命を背負うくらいのことができなければ、とうてい無理な話です。王の言葉ひとつで、何人もの人間が命を散らす。そのすべてを背負わねばならないのが王です。そんな恐ろしいものを、マシロちゃんはついに我が運命と受け入れました。

 優れた指導者とは、民に慕われる存在というだけではなく、そうした残酷な重い決断をしかるべき時にきっぱりとおこなえる資質をもつ者であるということです。ですから、マシロちゃん立派になったねおめでとう、とはとても言えない心境です。

 そんな重要な真白き王たる彼女の“目覚め”の回。
 後半のミドリちゃんに対したところから、ミミの死、ミドリへの王としての要請、そしてアリカの胸に顔をうずめるシーンまで、恥ずかしい話ですがほとんど泣きっぱなし(´д⊂ヽ
 (猫ようかんは、マシロ陛下を応援しています)


 前作「舞-HiME」でも、HiME同士の間で繰り広げられた戦いに善悪はありませんでした。この「舞-乙HiME」でも同じ。どっちに転んでも、哀しい戦いになるということでしょう。アリカがマシロをマスターとして受け入れたことは、一見喜ばしいことのように見えますが、決して彼女の未来に明るい光が差したのと同義ではありません。マシロとその民のために、“敵”となる者を討つ覚悟を決めたという意味でもあるからです。

 こんどは、アリカが迷ったら、だれかが死ぬことになるのです。

 序盤で「あたしがオトメになったら、戦争なんて起こさない」と叫んだあのアリカが選択した、己の進むべき道。「あたしは王様にはなれない」と彼女は言いました。しかし、オトメへの道は、ある意味では、王のそれよりも過酷で厳しいものであるかもしれないのです。

 今回はマシロちゃんが目立っていましたが、個人的にはこのアリカの決断こそ、注目すべきではないかと思うのです。「まちがってる」と否定したフィア・グロスのようにならずに、自分の護る民をしあわせにできる道があるというのか。

 マリアさんの祈る姿はそのまま、視ているボクらの心情でもあるでしょう。


 さて、現在はフミさんのフィールドが失われた状態であり、強力な力をもつはずの五柱もマテリアライズできずにただの人となっています。しかし、新OPにも出ているとおり、いずれ五柱の皆さん方の活躍の場があるだろうということを考えると、フミさん自身か、もしくはフミさんまたはレナ・セイヤーズに近しい存在が登場し、特定のマスターをもたないオトメたちの力を再び具現化する方向にいくのかもなー、と思ってみたり。

 予告ではシルエットの舞衣がついに登場
 なんか、片手にお玉持ってますが…(^_^;。
 彼女はマテリアライズしているようです。もしフィールドの復活がまだであるならば、五柱に推された彼女は現在はだれかをマスターとして普通のマイスターオトメとなっているのでしょうか?

 アリカ・ニナ・マシロの出生の秘密はいまだ明らかになっていません。
 紡ぎ手、護り人の両方の因子をもつのではないかと推測されるニナ・ウォン。ということは、王とレナの間に生まれた娘であるという考え方もできるのかもしれません。つまり、彼女“も”王の資格を持つのではないか。


 それはさておき、アリカにやめろと言われたことなどまるでなかったかのように颯爽と、裏切ったカルデアに攻め込もうと(?)出発するカッコイイミドリちゃん(^_^;。

 おーい(笑)。


 そしてあいかわらずボクのブログは、皆さんが取り上げそうなおいしい話題(レズルさんとか、ヘタレ学園長とか、まきまきとか)を完全スルーです。最後まで読んでくださってありがとうございました(^_^;。


次の記事を読む→ #22「ホロビノウタ」◆
わたしを、見て欲しい /『舞-乙HiME』
2006/02/24(金) 05:28 
 ■ 今週(#20)の感想
 マシロちゃんがアオイさんのことを思い出すシーンは良かったですね。

 「わらわのせいで死んだのじゃ……」

 目に涙をためながらそう言ったマシロちゃん。それを認め、他人の前で口にすることは、きっと彼女にとってはものすごくつらいことだったはずです(´д⊂ヽ
 しかしまあ、順調に真っ当な王女になる道を進み始めたようで、なによりです。
 (猫ようかんは、マシロ陛下を応援しています)


 しかしやっぱ今週の感想はニナを書くべきですよねぇ。

 自分を拾ってくれた人。彼の抱く理想を自分の望みとし、また父である存在という以上に愛し……という構図で連想するのは、「ふしぎの海のナディア」のエレクトラさんです。彼女の心のうちが明らかになった、ノーチラス号が沈むエピソードはいまだに心に残っています。あんな風に気持ちをぶつけて受け入れてもらえたなら幸せですけど、ニナの場合はなぁ(´д⊂ヽ


 どーも腑に落ちないのは、セルゲイがワルキューレ部隊の指揮をとるというあたりなんですけど……。汚れ仕事を娘にやらせたくないから自分が、となってるようですが、もともとワルキューレ部隊ってアリカ&マシロ捜索のために組織されようとしてるわけでしょう?(もちろん生み出された黒いGEMの実験の意味合いもあるでしょうが)

 セルゲイがアリカを捜したいから、そして身柄がナギに渡らないように直前に押さえるために言い出したことなのではないかと、今のニナならそういう風に思考しないのかなぁ、と。もっとニナの心が憎悪に燃えていても不思議じゃないような気がするんですけど。

 ニナが、アリカの足長おじさんの正体に見当をつけることができていなかった、というのも少々変な感じがするのに加えてこの展開。17~18話の盛り上がりの後の2話で、充分面白いにもかかわらずどうにもテンションが維持できないのは、こういう小さな疑問が小骨のように引っかかってるせいだったりもするんです。

 ストーリー的にはおそらくこの後、黒いGEMを生み出す母体がかつて自分の憧れたレナであったと気づいて愕然とするセルゲイ、というエピソードがあるはずですが。そして自分のしていることに気づき……って。
 今の流れで、見ててそれをボクが「おおっ」と自然に受け入れられるかどうか、ちょっと心配です。


 それはともかくとして、「ニーナと呼ばないで」というニナの言葉には切なくなるばかりです。父親からの巣立ち、ではなく、ただひとりの女性として見て欲しいという彼女の願い。セルゲイにまるで伝わっていない、その気持ち。

 ラストで大団円てのは予想の範囲なのですが、どーもこの子が幸せになってる姿というのが想像できんのですよ(^_^;。娘のままでいい、と納得するったってなぁ……。いっそのことアリカじゃなく、ニナと(セルゲイが)結ばれるラストにしてほしいとか思っちゃいます。


 オトメの力も、科学も、使い方しだいで善にも悪にも。力はただ力であり、本来是も非もありません。
 アリカは疑問を抱きましたが、少なくともアルゴス国王(と縞瑪瑙のフィア)が、まちがった使い方をしていることは明らか。トモエ、ナギもその方向性でしょうか。

 幸か不幸か、アリカは世界を動かせるほどの“力”を得ています。
 誰もが悪とみなす対象にそれを使うにためらいはなくとも、いずれ待っているであろう友との戦いに際して、果たしてアリカはどういう決断をするのか。
 あと6話です。


 ニナの黒いマイスターのエプロンドレスは、非常によく似合っています。大好き ('¬'*)
 最初にワルキューレ部隊に志願したトモエのほかの3名。電童の例のトリオだったのには笑いました。
 ニナとセルゲイが最初に出会った場所。そこにあったカプセルは……!


 さて次回予告からは2点。
 ミコト人間体……よりもどっちかというと気になるのは、シズルさんのいる部屋に散らばったアイテムの数々ですが(^_^;。


次の記事を読む→ #21「白き姫、目覚めるとき」◆
シリアスに17歳 /『舞-乙HiME』
2006/02/17(金) 04:21 
 ■ 今週(#19)の感想
 あくまでもシリアスに「じゅうななさい」
 もちろん大笑いしました(^_^;。

 「ひとつ訂正しておく」の言葉が出た瞬間に、たぶん次にミドリちゃんの口から出るセリフが、みなさんにもお判りになったことだろうと思います。設定の部分にこのお約束をからめてくるとは、さすがです。

 今回はアスワドの目的が明らかになりました。黎人さんがサイボーグになってるところから、ミドリちゃんが戦う理由もその原因となった事件にかかわりがあるだろうな、と当たりはつけていましたけど、一族みんなが抱える深刻な問題であったとは。アリカの母をその手にかけた、ときっぱりメカ兄さんに言われたアリカ。さて、マシロともどもどうなりますやら。


 こないだの回でレーザー砲みたいなの撃つ直前に現われた女性像のようなもの。あれはシュバルツのスミスが奪っていったレナの亡骸ということでしょうか。さてさて、これは怖い話ですよ。
 アリカ人造人間説だってまだ完全に否定されてないし……。

 今回わかったのは、アスワドが、
  1)偽マシロ女王を送り込んだ件とはまるでかかわりがなさそう
  2)アリカの生い立ちにも関係がなさそう
 の2つ。

 謎なのがヨウコさんですね。彼女ももとはアスワドだとしたら、よくもまあガルデローベに潜り込めたものだと思います(なんか勘違いしてますかね、ボク…)。なにやら学園内で地位を利用していろいろ研究してたみたいですけど、そのあたりも目的はミドリちゃんと同じだったのかしら。


 さて先週分の感想でチラリと書きましたけど、アオイさんは前作での友情関係から言って、舞衣あたりに助けられてるんじゃなかろーか、と予想しました。前作で主人公だった舞衣は、結局のところそのくらいの活躍がふさわしいのではないかという気がするんですよね。あんまり前に出すぎると、アリカたち今作の主要キャラを喰っちゃうし。

 さらに付け加えるとアオイさんて、「ガンダムZZ」で一時主人公の前から姿を消した妹リィナのように、成長途中のマシロにあえて会わないように(舞衣に護られながら)陰で見守るスタンスをとるのかもしれない、とか思ってみたり。


 アオイさん(とエルス)が生きてるかも云々の話では、友人とのチャットによってこの先(最終回付近で)ファンの間でいろいろ論争が起こりそうだという予感が否応なくしましたです(^_^;。

 ボクは許せる許せないの話でいうと、前作でアリッサが生き返ったことの方が釈然としません(^_^;。あれはやっぱり、「15話の……オレの流した涙を返して」と思ったものです(本当に大好きなエピソードなだけに)。
 光になって消えた人がのちに復活するのはともかくとして、あそこでアリッサが失われたままであれば、先週のミユの「かつて私が愛した人は」のセリフも、もっと生きてきたのになぁ、と少々残念に思ったりもします。ま、それはともかくとして。

 このへんもかなり個人の思想に依るので言及しづらいのですが、あえて言わせてもらうと、アオイさんにはボクは生きていてほしいと思っています。生きているハズだ、という論旨で語るのであれば、アオイさんて最終的に“成長したマシロ”というものを視聴者に確認させるためのキャラとして使えますので、充分生きているといえる理由があると思いますが、そんなのはどうでもいいんです。

 アリッサに対して(言葉は悪いですが)死んでいたままの方がよかった、と堂々と言っちゃうボクが(ひでえや(^_^;)、アオイさんには生きていてほしいというのもヘンな話と思われるかもしれませんけど。

 少なくとも先週のアオイさんとマシロの別れ。あそこでボクが流した涙は、たとえのちにアオイさんがひょっこり出てきても、ムダではないと思えるだろうと自分でもう解っているんですよ。マスターのために死を自ら選んだ彼女の行為の気高さは、真実のものなのですから。


 カンケーありませんが、しょっちゅう「裏切るな」を連呼しているナギという男の子の心理を考えてみるのもそろそろ面白いかもしれないな、と思ってみたり。ニナが敗れれば自分の命もあぶないハズなのに、切り札の“漆黒の金剛石”を出してきて契約を結んだ彼もまた、じつは心理的にすでに崖っぷちだったりするのかも。

 にせ者の姫と言われ続けて自分の存在そのものが希薄なマシロさんと、周りに誰も信じられる人がいない可哀想な子であるナギは、意外に似たもの同士といえるかもしれません。最終的にはやっぱくっつきそうなんだよな。このふたり(^_^;。

 ……なんとなくなんですけど、“漆黒の金剛石”は最終回あたりでそのまんま“真白なる金剛石”になるんじゃないかしら、と根拠のないことを思ってみたりしました。

 笑われるのを承知で思いついたテキトーなことを言っちゃうと、すべてのことは、マシロちゃんを手に入れるための、ナギが仕組んだ“遠大な茶番”なのでは、という気がしてなりません。ここにきて鬱展開なんですけど、大団円臭がぷんぷんするんだよなぁ(^_^;。


次の記事を読む→ #20「ニーナと呼ばないで」◆
愛しい私の女王さま /『舞-乙HiME』
2006/02/13(月) 04:15 
 ■ 今週(#18)の感想
 やっと……やっとです。ついにめぐってきた、真のマシロ主役回!

 前作『舞-HiME』第15話での深優&アリッサや『NOIR』第23話での霧香の手紙(=大好きなミレイユ)で感じた、ボクにはこの回があれば、この作品はOK!というツボなエピソード。「舞-乙HiME」では、今回がまさにそうです…!(´д⊂ヽ

 そしてこれまで少々物足りなく思っていた最後の一点が、今回で一気に……! たぶんこの2週のエピソード(#17~18)が初めてなんです。予想を超える展開に目をみはり、前作の終盤の展開並みに興奮したのは。個人的には今週の衝撃で、エルス消滅が完全に吹っ飛びました(彼女の退場はおおむね予想どおりだったし)。


 これまで、マシロ女王がしいていた圧政については描写がイマイチ薄く、巧海の訪問時においても実際それほどの危機感はこちらに伝わっていませんでした。それは状況から一応は推測できたのですけど、本来はもうすこしえげつなくやっておくべきだったかもしれません。

 アオイに関しても、惜しいのは彼女が抱いているマシロ女王への忠誠と愛情の描写がほとんどなかったところです。彼女は本当にもったいない。もちろんマシロを元気づけようとアリカを呼ぶ算段をし、部屋の中で大泣きするふたりの声を聞いて安堵の笑みを浮かべる描写などもあったはあったんですが、ガルデローベに入学しようとした過去を持つらしい彼女がマシロのためにオトメになりたかったという描写がチラ、とでもあったなら、今回のエピソードはより完璧になったろうにと思います。


 とはいえ、最初に書いたように、このエピソードはそのマイナス点はあってもボクの胸を強く打ちました。欠点はマシロ自身が味わう屈辱、そして自失の逃避行で充分補えたと思います。

 いったんはアリカとの和解で落ち込みから回復したマシロ。新OPのカットなどから、国を追われることは予想されていましたが、再びここまでどん底に落とされるとは……(T_T)。彼女の成長にとっては必要なステップでしょうし、因果応報・自業自得ではあるのでしょうが、さすがに見ていて可哀想になってきます。


 民衆の中に主の姿を見つけたアオイと、マシロの見つめ合い。この絵がまたすごく良いんだ(^_^;。特にマシロの表情がすばらしすぎる……(T_T)!
 わずかに残された矜持を振り絞って名乗りを上げようとするのに、膝が笑い、声が喉からどうしても出ないマシロ。そしてあふれ出す悲痛な涙。ここのゆかにゃんの演技はさすがです。

 そんな情けない女王のマシロを愛おしく見つめ返すアオイ。
 ここのふたりの無言のやりとりですよ! こっちも言葉で説明できないからこそ、いいシーンなんですよね。

 取り囲む民衆に対して、毅然として言い放ちます。マシロ女王の居場所は、たとえ知っていても教えない、と。
 正直いうとどうでもいい部類に入るキャラだった彼女が主役になった瞬間ですね(下世話な言い方ですが、ボクの中でアオイさんの株が一気に上がった(^_^;)。

 マスターのために命を捨てることを迷わず選んだ彼女は、まちがいなくオトメに劣らない強い女性といえるでしょう。さようなら、アオイさん……。

 王としてはたしかに失格だったかもしれません。民衆に憎まれても仕方ないでしょう。でも個人のレベルでみれば、マシロ女王はまだあどけない子供でしかないんです。そんな彼女を理解し、愛し護ろうとしたアオイさんを、ボクは否定する気にはなれません。
 そして今回のエピソードで、マシロのことがさらに可愛く思えるようになったボクです。
 本当に、待っていたんだよ、こういう話を……!(´д⊂ヽ


 すべてを喪ったマシロ。
 倒れた彼女が最後、すがるように名を呼んだのは、誰あろう我らがヒロイン・アリカです……!


 ぶっちゃけていうと、ここまで感情を動かされるものを見せてもらうと、細かい設定だとかいろいろ考えていたのがどーでもよくなってきますね(^_^;。てなわけで今回の感想はマシロとアオイのふたりについて書いて終わりです。

 とかいいつつ、あえて考察すれば、アオイは死んでないだろーな、と(^_^;。

 前作の最終回で釈然としなかったのは、やっぱり一度消えた人間が復活するエンドなんですよ(ま、それはそれでいいとも言えるのですが)。他の作品でも、死んだ人間が都合良く生き返ったり、死んでるはずのキャラがピンピンして戻ってきたりする例は枚挙にいとまがありません(これらに対するアンチテーゼを真正面から描いたのが、先日終了した『ガン×ソード』であったと思う)。この『舞-乙HiME』でも、最後でそうしたご都合主義的展開は、どうやったって出てくるだろうと思っています(ある意味それはあきらめてる)。

 ボク的には、アオイさんが生きていて、最終的にマシロと再会することはぜんぜん許せます。崖から落ちるパターンは生きていることが多いですし、エピソードの意味から考えても死ぬ必要がありません。おそらく舞衣あたりが助けていたりするんじゃないかとか思いますが、マシロが今回のことをアオイにあやまりながら、ふたり泣いて抱き合うシーンが見れたなら本望ですよ。

 エルスが復活するのも……ありそうではありますよね。
 そのエルスを図らずも消してしまう結果になったニナ。セルゲイをいたわってかける言葉がまた切ないです(´д⊂ヽ

 そしてやっぱり確信するのです。彼女のすべての行動が、セルゲイへの想いから発していることを。


次の記事を読む→ #19「宿命の17歳(^^;)」◆
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。